スカパーで観る映画

「デッドマン・ウォーキング」。

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【デッドマン・ウォーキング】

出演: スーザン・サランドン, ショーン・ペン, ロバート・プロスキー

  • 監督: ティム・ロビンス
  • 形式: Color, Widescreen
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: パイオニアLDC
  • DVD発売日: 2002/02/22
  • 時間: 123 分
  • ルイジアナ州ニュー・オーリンズ。セント・トマスの希望の家で働くシスター・ヘレン(スーザン・サランドン)は死刑囚、マシュー・ポンスレット(ショーン・ペン)から何度か手紙を受け取る。マシューは相棒と二人でカップルを惨殺し、州立刑務所に収監されていた。死刑囚と会うのは初めての経験だったが、ヘレンはマシューの求めに応じ刑務所を訪れ、彼と面会する。傲慢で冷酷そうなマシューは印象こそ悪かったが、共犯者が無期懲役なのに、不利な証拠が重なって彼だけ死刑が確定したという事実に彼女は疑問を持つ。
    ____________________________

    1995年公開(日本では1996年)のアメリカ映画です。主演はスーザン・サランドン、ショーン・ペン。

    今年最後のレビューが、この作品になりました。いつこれのレビューを挙げようかと散々迷っていたのですが、2、3日前にスカパーであってたのをたまたま観てしまって、改めて感動した次第です。楽しい内容の作品ではありませんが、「人間の価値」と言う物を考えさせられる素晴らしい作品だと私は思います。

    「死刑制度」の是非をテーマに置いた本作品。一人のシスターが、死刑囚から受け取った手紙を目にし、彼に逢いに行った事から始まります。
    このシスター役を演じたスーザン・サランドン。『依頼人』などでも素晴らしい演技を見せてくれる、実力派女優です。それと死刑囚役のショーン・ペン。青く不思議な瞳が魅力的な彼もまた個性派俳優ですね。シスターと死刑囚と言う立場の2人には恋愛関係こそ成り立っていませんが、恋人よりも肉親よりも深く心の奥で繋がっていたのではないでしょうか。

    相棒と2人でカップルを惨殺し、相棒は無期懲役になり自分だけが死刑と言う理不尽さに憤り、傲慢で高飛車な態度を崩さないマシューに、初めの内こそ戸惑い憤慨しながらも、彼の孤独、悲しみ、絶望を徐々に理解して行くヘレン。そして、死刑執行まで彼の精神的支えになろうと決めた彼女ですが、その心情はどうだったのか。特赦審問会での嘆願をも却下された後に被害者の家族に会いに行ったヘレンは、そこで愛する息子・娘を惨殺された家族の嘆きを目の当たりにし、その後にTVに出演し知事に直談判するためのマシューの非政治的な発言を観たヘレンの動揺は、神に仕える者としてのそれではなく、普通の人間としての怒りだったと思います。
    彼女がシスターではなかったら、マシューに対する気持ちももっと違った物になったと思いますし、殺された遺族側の立場だったらこれもまた全然違っていたでしょう。

    死刑制度が果たして善なのか悪なのか。この答えは私達人間に出す事は到底出来ないと思います。この映画を観ながら感じたのは、私はあくまでも被害者側に立ってしか考える事が出来なかったと言う事です。かと言って、マシューを救ってあげたい(精神的に)と言うヘレンの気持ちもわからないと言う訳ではありません。でもやっぱり私が観て感じた事は、やっぱりヘレン自身も遺族側に寄っていたんじゃないかと思うんですよね。これは私の客観的な印象なので、観た方それぞれの取り方はあると思いますが・・・。

    死刑が確定し、真実をヘレンに告げたマシュー。死刑台に縛られ執行直前にマシューの口から出た、遺族への謝罪の言葉。
    「罪を悔い改める事で、魂は救われる」と言いますが、本当にこれでマシューは救われたのでしょうか?それと、マシューの処刑に立ち会った遺族達は、マシューの処刑を見る事で救われたような気持ちになれたのでしょうか?
    「死刑囚は人間ではない。モンスターだ。」と言う台詞が何度も出て来ます。人間が人間を殺すと言う所業は、何物にも劣る行為だとは思うのですが「モンスター」と言う表現には首を傾げてしまいます。かと言って、そうではないのかと問われると答えに詰まってしまうのです。
    死には死をもって贖う・・・と言う考えに絶対的賛成かと言うとそうでもありませんが、だからと言って死刑制度に反対と言う訳ではありません。ただ、人間が人間を処罰するのには、どうしても限界があるんだと思うのです。例えば、マシューは死刑になったのに、その相棒である人間が、実際に殺人に関わっているのに無期懲役に服していると言う点に於いても、人間の不完全さを表しているのではないでしょうか。

    今年も色々な悲惨な事件がありました。日本には死刑制度が実在しています。「極刑」を下された囚人のご家族にとっては、本当に辛い出来事だったと思います。でも、それによって命を絶たれた被害者にも未来はなく、ご遺族の方に至っては絶望的な現実と向き合って行かなければならないのです。
    皆さんもこの映画を通じて、「命の尊さ」「人間の尊厳」を再度考えて頂きたいと思います。

    ・・・って、暗い話で締め括ってごめんなさい(><;
    こちらへ移って来て約4ヶ月足らず、FC2の時からのお付き合いの方に至っては半年に渡って仲良くして頂きました。
    11月くらいからちょっと情緒不安定になり、今も良かったり悪かったりを繰り返している毎日ではありますが、何とか頑張ってこれからも書いて行こうと思っています。どうか来年も、変わらず仲良くして下さいネ♪ そして今年は本当にありがとうございましたm(_ _)m

    では皆様、Have a nice Movie's Day!!☆

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    「アンジェラ」。

    アンジェラ スペシャル・エディション DVD アンジェラ スペシャル・エディション

    販売元:角川エンタテインメント
    発売日:2006/10/20
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    一旗あげようとアメリカからパリにやってきたものの、多額の借金を作ってしまったアンドレ。借金取りに「48時間以内に金を返さなければ、命はない」と言い渡された彼は、アレクサンドル三世橋からセーヌ川に身を乗り出す。その瞬間、隣に現れた長身の美女が「あなたと同じことをする」と告げると、突然川に飛び込んでしまう。死なせたくない。とっさにそう思ったアンドレは、彼女を追って川に飛び込むのだが…。
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    2006年公開のフランス映画で、監督はかの有名なリュック・ベッソン。主演は、ジャメル・ドゥブース、リー・ラスムッセン。

    全編モノクロの本作品。夕刻の時間に合わせてのみ撮影されたと言うパリの街並みが、何とも美しくて息を呑みそうになります。

    内容的な物はあんまり特筆するような事はありません。強いて言うと、「ファンタジー狙いだったのかな・・・?」とも思えるのですが、あんまり説得力はなかったなぁって感じもします^^; 目の肥えた大人を納得させるにはイマイチ盛り上がりが足りないような・・・。
    この映画はあくまでも、主演2人の会話と関係で成り立っているようなモノ。後にも先にもそれだけです。「感動」を味わえる作品でない事は間違いないですね(笑)。

    Photoモノクロ映画・・・本当に久々に観ました。観て感じた事は、カラー映画なんかよりも、断然納得が行くって事です。
    世界一美しい街、パリ。そのパリの街を色を出す事なく、ここまで美しく映像化出来るなんて・・・。下手に色があるよりも、頭の中で想像が膨らむので尚更美しく感じる事が出来ました。

    そして、その色のない世界の中にあっても、まるで色が付いてるかのように美しく、存在感たっぷりだったリー・ラスムッセン!彼女のハニーブロンドが本当に美しいんですよ(*^^*) そしてあのスタイル!180センチの身長と、見事にバランスの取れたナイスバデー♪ 有り得んです^^; 羨ましいにも程があります。相手役のジャメル、ちっちぇ~~(笑)。

    実はこの映画、以前にスカパーであってたのをチラ観してたんですが、今回は録画してしっかり最後まで観ました。
    どうしようもない人生に言い訳ばかりして逃げ腰のアンドレの前に現れたのは、絶世の美女アンジェラ。「今から私は貴方のもの」と言う彼女に戸惑いながら、借金返済のタイムリミットに向けて二人でパリの街を奔走する・・・。
    大まかな筋書きはこんな物です。突如現れた、「アンジェラ」と名乗るこの美女が、実は自分に遣わされた天使だと知り困惑しつつも、どんどん彼女に惹かれて行くアンドレ。と言うよりも、殆ど一目惚れ状態ですね^^ そりゃそーでしょう。こんな美人だったら、どんな男もイチコロですよ。ましてや、あんまり女に免疫のないっぽい彼。ズギュンドギュンだったに違いありません(笑)。そしてまぁ、彼女の強い事!一発で3人の男を薙ぎ倒したり、いちゃもんつける露店商人をノックアウトさせたりと、女でも惚れ惚れするくらいの逞しさ!天使だっつーのにパカパカ煙草吸っちゃうし^^; 「吸い過ぎだよ」と心配するアンドレに、「今までいた所は禁煙だったから」と言うアンジェラの台詞に笑ってしまいました^^;

    ラストの展開はうーん・・・と言う感じがしないでもないですが、あれはあれで良かったと思いますね。ただ、「天使」と言う役割はどうなってしまうんだろうと、下世話な心配をしてしまいますが・・・(『コンスタンティン』風に解釈すれば、堕天使になっちゃうんじゃ・・・)^^;

    好みはそれぞれだとは思いますが、私は結構楽しく観れた作品でした♪ とにかく、モノクロのパリに酔って頂きたいですね(*^^*)

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    「MUSA -武士ー」。

    MUSA -武士- ディレクターズカット完全版 DVD MUSA -武士- ディレクターズカット完全版

    販売元:ワーナー・ホーム・ビデオ
    発売日:2005/10/07
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    1375年、中国は元から明へ王朝が変わろうする混沌とした時代だった。朝鮮半島の高麗王朝は和睦のために外交使節団を明に送ったが、この使節団はスパイ容疑で遠くの砂漠に流刑にされてしまう。砂漠には荒くれ者の行商隊や元の部隊もいた。元に捉えられた明の王女プヨンがその中にいることを知った高麗の外交使節団の団長、チェ将軍は、プヨンを救い出し、明に送り届けることで明王朝に取り入ろうと考える。だが使節団の内部には王女を救うより、無事高麗に戻ることを優先する者たちもいて、内部に微妙な亀裂が入るのだった…。
    ____________________________

    2001年公開の韓国(中国)映画です。主演はチョン。ウソン、チャン・ツィイー、チュ・ジンモ。

    この作品、史実に基づいた「フィクション」で、中国大陸1万キロに及ぶロケーションで製作された大作なんだそうですが、まぁこれと言って特筆すべき目新しい物はありません。この手の作品は、日本でも中国でもとっくに撮影された物だと思うんですよね^^;
    ストーリーとしては、蒙古軍に捕らわれた自己中の我が儘姫を守って、イケメン2人が戦い抜く・・・と言った設定です。

    「イケメン2人」と書きましたが・・・、チョン・ウソン!カッコイイです~!!(≧▽≦)
    私は韓国人俳優でチャン・ドンゴンのファンなのですが、チョン・ウソンにもかーなーりメロメロなんですよ(*^^*) かっちょええ~~~ポー・・・。初めて彼を見た時に、「福山雅治にそっくり~~!」って思ったんですよね。私は福山君のファンではないんですが、彼にはない強さと透明感を感じてしまって、一発でノックアウト。それから彼が出てる映画を観まくったのですが、あんまりパッとした物はありませんでした。強いて言うなら、『私の頭の中の消しゴム』での彼は良かったとは思うのですが・・・。
    しかし!この映画のチョン・ウソンは文句なしにカッコイイんです!めちゃめちゃクール!あ、よだれが・・・。それともう一人のイケメン、チュ・ジンモ。彼もまた捨て難しです~~。ちょっとアップになったら、キムタクにも見える顔立ち(この辺りが私のストライク)!何でまたこんなイイ男2人が共演してるんだよ~~。これだけでも美味しすぎる映画なんですね~。

    って、全然内容に触れていない気が・・・(笑)。でも、ストーリーあってこそのこの2人のかっこ良さだとは思うんです。
    チュ・ジンモは、明と友好関係を築き直すために高麗から送られた使節団を率いる将軍。チョン・ウソンは、その使節団の通訳として来た老人の奴隷。立場は全く違う2人が、それぞれのやり方で姫を守ろうとする姿が堪らなくかっちょええんです(*^^*)
    この2人に守られる姫役のチャン・ツィイー。こーんなイケメンに守られちゃうなんて憎ったらしいんですけど、やっぱ可愛いんですよね^^; 「美人」とは思いませんが、醸し出す雰囲気が可憐で・・・。
    この姫、自分の護衛にと望んだチョン・ウソン扮するヨソルにほの字(死語だよ、おい^^;)だったと思うんです。寡黙で槍の達人のヨソル。優しい言葉など一切かけあったりしないけれど、2人の交差する目線がラブストーリーそのものでした。んで、チュ・ジンモ扮する将軍も、敵対国の姫でありながらもその気高さに惹かれてたと思うんです。そんな想いを寄せる姫が、ヨソルに惹かれているのを感じ取ったんでしょうね~。彼のヨソルに対する態度は、「男の嫉妬」も入っていたんだと私は見た!☆ あくまでも私的意見なんですけどね(笑)。

    決して感情を表に出さないヨソルが、姫を守って死ぬシーンは圧巻。感動してしまいます。
    こんなストイックでカッコイイ2人に守られたチャン・ツィイーは果報モンですよ^^; 幸せにならないといけません。
    もう一人、忘れてはならないのは弓の名手チン・リプを演じたアン・ソンギ。渋い演技で魅了してくれます。第22回青龍賞助演男優賞を受賞したのも納得です。

    全編に渡り戦いだらけなので、血飛沫ドバドバです。血に弱い方はちょっと・・・かも知れませんが、イケメンを観たい方には最適な作品である事には間違いありません^^ 興味があられたらどーぞ☆
    ・・・・これ、レビューって言えるのか??(笑)

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    「SAYURI」。

    SAYURI DVD SAYURI

    販売元:ポニーキャニオン
    発売日:2006/07/05
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    9歳で花街の置屋へ売られた千代は、下女として働いていた。ある日、辛さに耐えられず泣いていた千代は、「会長さん」と呼ばれる紳士から優しく慰められ、いつか芸者になって会長さんに再会したいと願うようになる。時が経ち、15歳になった千代は、芸者の中でも評判の高い豆葉に指導を受け、「さゆり」としてその才能を開花していく。そしてついに、会長さんと再会することになるが…。
    ____________________________

    2005年公開の映画ですね。主演は、チャン・ツィイー、渡辺謙。

    日本が舞台なのに監督はアメリカ人で、中国人のチャン・ツィイーが主演で英語の映画・・・。
    私はこの作品をどう評価して良いのかわからず、初めて「ユーザーレビュー」なる物に目を通してしまいました。何だか激論が繰り広げられている所もあり、目を通している内に気分が悪くなってしまいました^^; 慣れない事はするもんじゃありませんね(笑)。

    「映画って何だろうか」。他の方のレビューを読んで感じた、正直な私の気持ちです。
    私も拙いながら約半年余り、色んな映画やドラマについて感想をつらづら書いて来ました。時には、読んで頂いた方の気分を損ねるような事を書いたかも知れません。自分なりに気を遣ってるつもりなのですが、やっぱり感情移入が激しい作品に対しては、辛口表現をしてしまったりもします。
    この映画は、正直レビューを書くか書くまいかかなり迷った1本でした。でも書くに至ったのは、一緒に観てた娘の一言。「何だか報われた気がするね~。最後までドキドキしちゃった^^;」。この言葉を聞いたからなんです。

    私と一緒に、今まで何本くらいの作品を観たかわからないほど観まくって来た上の娘です。多分、そんじょそこらの同年代の子には負けないくらいの作品を観て来ました。良く娘とお互いの映画の観点で話をしたりもするのですが、その娘がこれを観終えた後に言ったのがさっきの台詞なんですよ。これって・・・純粋な意見じゃないかと思うんです。

    確かに、アメリカ映画における日本描写は?な所が多くあります。「いや、待て!」と言いたくなる描写だらけと言っても過言じゃありません。でも、そこばかりをピックアップして評価するのも如何なものかと思うのですが、私もモチロン最悪な作品を観た時はやっぱりそこを徹底的に攻撃していまうんですよね^^;
    この作品は、第二次世界大戦前後と言う、日本においても世界においても一番ビミョーな時代を背景に描かれています。美しいシーンもあり、そうでないシーンもあり・・・。でも私には、今まで観て来た作品のどの描写よりも、より日本に近いイメージを保とうとしているように思えたんですよ。確かにカンに触る部分もありはしますが、でも「花街で生きる女」を、日本人が思っているよりも気高く清廉なイメージで描いているのではないでしょうか。
    「女郎」と「芸者」の違いを、今の若い方がどれくらい区別出来るか・・・。皆さんには自信がありますか?

    主人公のさゆりを演じたチャン、一流芸者を演じたミシェル・ヨー、コン・リー。この作品の中心となる芸者の大半を中国人が演じ、何だか悪役っぽい役を、日本人の桃井かおりや工藤夕貴が演じてる所は笑ってしまいますが、あの凛とした美しさと激しさを見事に演じ切った彼女達に感服してしまいました。もしあの3人を日本の女優でやらせるなら、誰が適役だったのでしょうか?多分現状で、そこまで評価が高い日本人女優は存在しないと思います。渡辺謙や役所広司は、また別格の存在なのだと言う事を、改めて思い知らされますね^^;

    Sayuriファンタジー作品かと見まごうようなこの映像美も、やっぱりハリウッド映画そのもの。そしてまた、桜吹雪の中のチャン・ツィイーの艶やかさと可愛らしさと言ったら・・・!幻想的で上手く言葉では表せません。

    「芸者」と言う世界に観点を置き、どれだけの値打ちで水揚げされるかと言う競争の世界を描いている作品でもあるので、相手役が何だかおっさんばっかりなのはちと残念(笑)。何だかエロさが漂ってて、「純愛」って感じはしませんでした^^; 渡辺謙、嫌いじゃないけど顔がクド過ぎ!役所広司も然りです。

    でも、作品の内容全体はあくまでも純粋な愛を追求しています。
    端女としてこき使われていた少女が、生まれて初めてかけられた優しさに身を焦がし、ただひたすら一人の男性のために必死で努力し続ける・・・。ラスト10分で絶望的なシーンを迎えますが、どんでん返しは必ず訪れる。
    「芸者」と言う立場上、正式な妻にはなれないけれども、そんな事は端から求めていない主人公の純粋さと切なさに心を打たれるラストでした。

    確かに巧く出来過ぎてるきらいも否めなくはないですが、そんな事を全部取っ払っても、色んな意味で評価出来る作品ではないでしょうか?主人公に感情移入し、最後に娘が言ったあの言葉が、紛れもなく最高の賞賛だったと考えてしまう私なのでありました。
    いつの間に素直に観れなくなってしまったのでしょうね・・・^^;

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    「もしも昨日が選べたら」。

    もしも昨日が選べたら DVD もしも昨日が選べたら

    販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
    発売日:2007/11/28
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    建築士のマイケルは、家庭を顧みない仕事人間。美しい妻と二人の子供たちは、楽しみにしていたキャンプも行けず、寂しい思いをしていた。働きすぎのマイケルは、自宅でどれがテレビのリモコンかも分からない。全ての電化製品を操れるリモコンを買おうと、深夜も営業しているホームセンターに出かけた。そこで、一風変わった部屋を見つける。そこには、怪しげな従業員・モーティがいて、何でも操作できる最先端のリモコンをマイケルに渡す。それは、電化製品だけでなく、人や時間までも操れる、夢のリモコンだった。
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    またもや、アダム・サンドラーのコメディ紹介です^^;
    過去記事の『ロンゲスト・ヤード』と同年公開で、初登場1位になったこの作品。スポーツ・アクションコメディだった『ロンゲスト・・・』とは一味違う、ファミリー・ドラマなコメディです。

    主演はモチロン、アダム・サンドラー。その他、ケイト・ベッキンセール、クリストファー・ウォーケン、ジェニファー・クーリッジ、ショーン・アスティンなどなど、豪華キャストで固めていますね~。

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    「17歳のカルテ」。

    17歳のカルテ コレクターズ・エディション DVD 17歳のカルテ コレクターズ・エディション

    販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
    発売日:2007/07/25
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    大学に進学しないのは自分だけ、世間体を気にする両親にも理解されない17歳のスザンナ(ウィノナ・ライダー)は、多量のアスピリンとウォッカを摂取したことで精神病院に入院。顔にやけどを負った子、鶏肉と下剤しか口にしない子、病的な嘘つきなど様々な少女たちがいる。就寝時や入浴時など、常時厳しい監視下をかいくぐり、深夜、少女たちは患者のリーダー格リサ(アンジェリーナ・ジョリー)を中心に、自分のカルテを盗み見たり、遊んだりしていた。
    ____________________________

    1999年(日本では2000年)公開のアメリカ映画で、主演と製作指揮をウィノナ・ライダーが務めています。この作品は、物語の主人公であるスザンナ・ケイセンの自叙伝によるノンフィクションで、原作に滅法惚れ込んだウィニーが映画化権を買い取ったと言う逸話もあります。

    『17歳の・・・』と言う邦題がつけられていますが、これはあくまでも邦題であり原題とは関係なし。作中でも「17歳」と言う言及は一切出て来ません。「ハイスクールを卒業」と言う設定なのでその辺りの年代だとは思いますが、実際の年齢はいくつだったのか・・・。この作品の舞台となる精神病院では、様々な年代の女性がそれぞれの心の闇を抱えて登場しています。

    人生に意味を見出せない主人公スザンナ。彼女は、言い知れない不安と絶望と孤独と苛立ちを抱え込み、そんな毎日を送るのが嫌になった挙句、アスピリンを一瓶服用し自殺未遂を起こします。自分が犯した事を直視出来ないスザンナは、多くの同年代の少女が収容されている精神病院に送られ、そこでリサという患者のリーダー的存在の少女と出逢います。過激な発言と行動で少女達にあらゆる意味で畏怖の象徴であるリサ。病院のスタッフをも翻弄し、それでも堂々たる姿勢を崩す事無く院内を闊歩するリサに、とまどいながらもスザンナは強く惹かれます。
    リサに従い、外では味わえなかった開放感と安らぎを覚えるようになったスザンナは、病院こそが自分の居場所だと思い始め、次第に言動が過激になって行きます。
    「リサこそが私の理想。リサだけが私の理解者。」
    重度の人格障害であるリサの魅力の虜になって行くスザンナ。そんな時、デイジーと言う少女の退院をキッカケに、少女達の精神状態に変化が起き始めます。そしてリサとスザンナの脱走。これが悲劇を起こす行動とは知る由もなく・・・。

    とても興味深い内容でした。同じ年代の娘を抱える親として、無視する事が出来ない登場人物の心の闇。「死」に対する漠然とした憧れ。「自分」を理解しようとしてくれない周りへの反発と慟哭。思えば、だれもが一度は経験する(感じる)葛藤なのかも知れません。
    大切なのは、その感情をどの程度まで掘り下げるかなのだと思います。

    リサを演じた、当時新人のアンジェリーナ・ジョリー。とにもかくにも、彼女の演技が素晴らしかった!主人公以上に病んだ精神状態のリサ。自分の存在理由を見出せず、しかもそれを認めることが出来ない。そんな自分を誇示するため必要以上に周りに凄み、あたかも自分が絶対的存在であるかのように振舞うリサの姿は、当時、複雑な家庭環境で悩み苦しんでいたアンジーそのものではなかったかと思います。言うなれば、本来の自分を「スクリーン」と言う場を借りて表現したのでしょうね。
    この作品でアカデミー賞、ゴールデングローブ賞など、様々な賞を総ナメにしたアンジーは、一躍トップスターの仲間入りを果たします。両親から受け継いだ才能は、本物だったんですね~。でもアンジー、こんな素晴らしい演技が出来るんだから、色物映画ばっか出るのは止めて欲しいよ^^; 変な事ばっかで話題かっさらうしさ~(笑)。

    他にも、ウーピー・ゴールドバーグ、クレア・デュバル、エリザベス・モス、アンジェラ・ベティスなど、層々たる共演陣で固められています。
    ウーピーが演じたヴァレリーと言う看護補助(お世話係)の役処は、とても素晴らしかったと思います。
    「入る前に私からのアドバイス。ここに馴染んでは駄目。」
    「貴女のは病気じゃない!貴女はただ甘えてるだけ!ただの我が儘なの!」
    スザンナを本当に理解していたのは、初めから彼女だけだったんだと思います。温かく、そして厳しくスザンナに接したヴァレリー。彼女のような女性にもっと早くに出逢えていれば良かったのでしょうけど・・・。でも、堕ちたからこそ救いの手が差し伸べられたのかも知れませんしね。

    リサに激しくなじられ、絶望したデイジーの自殺を目の当たりにし、死への羨望が音を立てて崩れて行ったスザンナに差し込んだのは、生への渇望と言う光。
    夢を見ている間は、死は苦しみからの解放のように思えますが、実際はそんなに綺麗なものではありません。「死」は悲しみなのです。苦しみなのです。そして、全ての「終わり」を意味するのです。生きているからこそ、人生は素晴らしいんです。

    人間は、誰もが毎日を意気揚々と過ごしている訳ではありません。苦しみもがき、絶望を抱えながらも生き抜くための活力を、必死で模索しながら生きている人も沢山いると思います。逃げるのは簡単です。でも、「何故人間として生を受けたのか」と考えた時に、この素晴らしい奇跡を棒に振るような行動を取るのは、とても愚かな事だと思うのです。
    この作品を通して、生きる事の素晴らしさをもう一度考えてみるのも良いのではないでしょうか?

    あなたの苦しみが、「病気」か「我が儘」か。その答えがこの映画にはありますよ。

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    「レッド・ソニア」。

    Photo_2 【レッド・ソニア】

  • 出演: アーノルド・シュワルツェネッガー
  • 監督: リチャード・O・フライシャー
  • 形式: Color, Dolby
  • 言語 英語
  • 遠い昔、暴力と悪の支配する世界。悪の女王ゲドレン(サンダール・バーグマン)は万物を創造し支配する聖玉<タリスマン>を奪い、一層の力をつけつつあった。ゲドレンに自分の村を焼き打ちにされたレッド・ソニア(ブリジット・ニールセン)は剣の修業を積み、老師より名剣を与えられる。その日、瀕死のソニアの姉を運んできた男がいた。カリドー(アーノルド・シュワルツェネッガー)である。ゲドレンに襲われた姉は間もなく死に、ソニアは復讐のために女王の住む魔城アーカベインへと旅立つ。
    ____________________________

    1985年ビデオ・リリースの映画で、2年後の87年に劇場公開されたアメリカ映画です。

    ぷぷぷーっ!!(^人^;な、映画です^^; 前記事の『グリズリー・レイジ』ほどではありませんが、当時のB級映画まっしぐら!な作品ですね(笑)。

    リリースされた当初は、『シュワルツェネッガーのキング・オブ・アマゾネス』と言うタイトルであたかもシュワちゃんが主人公のような雰囲気だったのですが、本来のタイトルは『レッド・ソニア』で主人公はブリジット・ニールセンです。
    この作品で、鮮烈なデビューを飾ったニールセン。この作品を撮り終えた後、ハリウッドで正式デビューをしますが、その時にパートナーとなっていたのは何と、シルベスター・スタローンなんですよね~。アクション俳優として急成長を遂げていたシュワちゃんを、悉くライバル視していたスタローンとデキちゃったなんて、何だか凄い因縁を感じてしまいます^^; その美貌とモデル出身の抜群のスタイルで、スタローンを一瞬にして虜にしたと言う逸話も、この映画を観たら納得。『キング・オブ・アマゾネス』と言う架空のタイトルにピッタリの美しさです(*^^*)

    しっかし、内容はホント笑える^^; この頃の撮影技術なんてこんなモンなのでしょうが、それにしても内容もベタ過ぎてアホらしい(笑)。『コナン・ザ。グレート』で苦悩するシリアスな主人公を演じた(まぁこちらも大した内容ではありませんでしたが・笑)シュワちゃんも、この映画では完全に手を抜いていたように思えました。
    そうですね~・・・、最近のCG映像に飽き飽きしてる人とか、師走で身も心も疲れてるから、何にも考えずに娯楽作品が観たいって方にはよろしいんではないかと(笑)。

    この作品、結構評価もそこそこだったらしいのですが、何故か(わかるって^^;)ラジー賞にノミネート。ニールセンも主演女優賞を受賞しちゃって結果は散々。この受賞により、ニールセンはラジー賞の常連になった訳なんですよね~。綺麗なだけじゃ駄目ってか(笑)。

    「歴史活劇」でも「ファンタジー」でもないのですが、この手の映画が好きって方にはレアな作品である事は間違いありません。興味を持たれた方はどうぞ♪ シュワちゃんの上腕二頭筋に酔いしれたい方は、『コナンシリーズ』の方が断然おススメですけどね^^

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    「仮面の男」。

    仮面の男 (ベストヒット・セレクション) DVD 仮面の男 (ベストヒット・セレクション)

    販売元:20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
    発売日:2007/11/21
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    ルイ13世に仕えた親衛隊の面々であるアラミス(ジェレミー・アイアンズ)、ポルトス(ジェラール・ドパルデュー)、アトス(ジョン・マルコヴィッチ)もすっかり年老いた。その中でただひとり、ダルタニアン(ガブリエル・バーン)だけが銃士隊長として若きルイ14世(レオナルド・ディカプリオ)の下に仕えていた。度重なる戦争によってフランスの国民は極度の飢えに苦しめられていたが、宴にうつつを抜かす日々。そんな国王に恋人クリスティーヌ(ジュディット・ゴドレーシュ)を奪われたアトスのひとり息子のラウルは戦地に送られ死に、アトスは国王に復讐を誓う。
    ____________________________

    1998年の作品とあって、主演のレオ君が若い事若い事!(*^^*) お肌なんかまだツルツルでしたよ~♪ しかし、レオナルド・ディカプリオ以上に豪華なのは脇です(脇なんか~?)。ガブリエル・バーン、ジョン・マルコヴィッチなどなど、目を見張るくらい豪華な顔触れなんですよ。

    内容は「三銃士その後」って感じの物なのですが、純粋な原作に沿った物ではありません。映画用に完全に捩ってます。まぁ、こっちの方が物語りとしては面白いかもしれませんね。

    ルイ13世に仕えた伝説の銃士として名高い、アトス・ポルトス・アラミス、そしてダルタニャン。この4人を中心に物語は構成されていますが、この4人に一番関わるのがルイ14世(太陽王として名高い)の役のレオ君です。しかもレオ君、1人2役。ルイと、ルイの双子の弟で、幽閉の身であるフィリップの役を演じています。ここで皆さんに注目して欲しいのが、レオ君の演技なんですよ~。私、あんまりレオ君好きではないんですが、このルイの役でちょっと見直しました。「目」なんです。目の演技で、役を使い分けてます。王室の中で何の苦労もなく、わがまま放題にぬくぬくと育ったルイと、産まれてすぐ里子に出され、その後ルイから捕らえられ鉄仮面を着けられ幽閉され、希望を失ったフィリップ。この2人の徹底的な生い立ちの違いを、レオ君は目で演じ分けてるんですよ~。ルイの役をしてる時は、もうめっちゃムカつくんですが、フィリップになった途端、同情したくなるほど控え目で大人しい人になっちゃうんです。「同一人物」とわかっていても、何だかレオ君ともう一人レオ君のそっくりさんが存在してるのかと錯覚するくらいでした。

    アトス役にマルコヴィッチ、ダルタニャン役にバーン、ポルトス役にジェラール・ドパリュデュー、アンヌ王大后役にアンヌ・バリローと、主役よりも凄いですよね~。マルコヴィッチやバーンなどは脇でグッジョブな俳優ですが、ドパリュデューはフランスでは名優ですよ~。TVシリーズなどでも大活躍の俳優さんですから、レオ君主役のこの映画で脇ってのにもビックリです^^; アンヌ・バリローも有名なフランスの女優さんですよね。過去記事の『アサシン』の中で紹介した、『ニキータ』の主役を務めた方で、リュック・ベッソン監督の元奥さんでもあります。ドレスで巧く隠していましたが、相変わらずほっそいお人です。はっ!そう言えば、『ニキータ』のリメイクである『アサシン』には、バーンが出演してたんだわ^^;

    わがまま大王ルイと、幽閉され不遇な境遇を送って来たフィリップを、国民のためそしてフランスのためにすり替えようとするこ歴史活劇。「ありえ~ん!」設定な部分も出て来ますが、それはそれなりにしても結構面白かったですよ^^
    最近、ヘボい映画には当たらないラッキーな私・・・と思っていたら、どんでんが~えし!すんごいヘボ映画を観てしまいました(笑)。いや、この映画ではありません。いつか紹介しますね。でもあんまりにもヘボ過ぎて、言葉は見つかりません~^^;

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    「ロンゲスト・ヤード」。

    ロンゲスト・ヤード コレクターズ・エディション DVD ロンゲスト・ヤード コレクターズ・エディション

    販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
    発売日:2007/11/28
    Amazon.co.jpで詳細を確認する

    八百長疑惑でNFLを追われたアメフトの元スタープレイヤー、ポール・クルー。堕落した日々を送っていた彼は飲酒運転で警官とのカーチェイスを繰り広げ、テキサスの連邦刑務所へ送られてしまう。刑務所長のヘイズンは看守たちのアメフトチームをリーグで優勝させるために、ポールに協力を依頼する。その内容は、看守チームの当て馬となる囚人チームを結成すること。ポールは嫌々ながら囚人チームのメンバー集めを開始するが……。
    ____________________________

    2006年公開の映画で、主演はアダム・サンドラー、クリス・ロック、バート・レイノルズ。

    この映画は1974年にバート・レイノルズが主演で公開された映画で、所謂お得意のリメイクなんですね^^; アダムが主演と言う事でおわかりでしょうが、きっちりとコメディーです♪

    アメフトの元スタープレイヤー・クルーが、飲酒運転と公務執行妨害の罪で刑務所に送られます。そこの所長は大のアメフト好きで、看守達で編成されているセミプロのチームをリーグで優勝させたいがため、クルーに協力を求め、囚人で編成する当て馬チームを結成させます。なかなか順調にいかないメンバー集めも、同僚のケアテイカー等の協力によって形を成し、看守達の様々な妨害に遭いながらも、一致団結して試合に挑めるまでに成長を遂げます。しかし試合を控えた矢先、ケアテイカーが爆発事故により死亡してしまい・・・。

    八百長疑惑で人気が地に堕ちたアメフトの元スターを、アダム・サンドラーが好演。アメフトのスターにしてはちょっと小柄じゃ・・・とも思うのですが、まぁそこは「映画」と言う事で^^;
    脇にバート・レイノルズも客演しています。ここのところが、ハリウッドならではのご愛嬌ですね(笑)。でもさすがベテラン中のベテラン、イイ仕事してました^^

    何と何と、ボブ・サップも出演してるんですよ~(笑)。クリス・ロック扮するケアテイカーを抱きかかえるシーンで、「おい!降ろせよ、シュレック!」って台詞が出てくるんですが、思わず爆笑してしまいました(≧▽≦) ホントにシュレックそのもののサップを見たら、妙に納得出来たりして(笑)。
    ネリーが音楽を担当してるらしく、刑務所に舞台が移った辺りからラップが全編に渡って組み込まれ、作品自体の雰囲気を充分に盛り上げてくれています。しかも、キャストとしても出演しているのですが、いやー大根過ぎて思わず失笑^^; 内容がコメディーだから、何でもありなのか(サップも出してるし・笑)?

    刑務所所長の役に、ジェイムズ・クロムウェルが扮していますが、ジェイムズ、『ベイブ』なんかで見せる優しい農場主なんかとは一転して、最近アクの強い役が多いんではないかい?『24 シーズン6』でも、ジャックのダークなとーちゃん役だったし。悪役転向なのかしら?確かに、何か企んでるよーな顔はしてますけどね^^;

    コメディータッチながらもシリアスな部分も併せ持ち、ケアテイカーが爆死するシーンや、クルーが孤軍奮闘した後に、自分の過去をチームの皆にリークするシーンなどは、グッと胸が熱くなります。お笑いだけに頼り切っていない部分も、演出の巧さなのではないでしょうか。

    太陽のような笑顔の持ち主、アダム・サンドラーが、体当たりで演じた痛快スポーツアクションのこの映画。ちょっとひと息入れたい時に観てみるのには良いかも知れません。観終えた後の爽快感は格別ですよ♪

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    「ザ・ターゲット」。

    Photo 【ザ・ターゲット】

  • 出演: チャーリー・シーン, リンダ・ハミルトン, ドナルド・サザーランド
  • 監督: ジョージ・P・コスマトス
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 英語, 日本語
  • 若き大統領補佐官ボビー・ビショップ(チャーリー・シーン)は、学生時代の恩師ポチェンコ教授(セオドア・バイケル)から重大な事実を伝えたいと告げられ、指定された場所に急ぐ。だが、彼の目の前で教授は狙撃され、彼自身も姿なき敵に命を狙われる。彼は教授の最後の言葉を手掛かりに、政府内部、しかも上層部でアメリカを震撼させる巨大な陰謀が進行していることを知る。自分の行動が筒抜けになっていることを知ったビショップは、政府内部に裏切り者がいると考え、誰もが信用できないと単独で行動する。
    ____________________________

    1996年公開の作品です。主演はチャーリー・シーン、リンダ・ハミルトン。

    私がこの映画で興味深かったのは、二世タレントのチャーリー・シーンと、同じく二世タレントの息子を持つドナルド・サザーランドが共演していたと言う事ですね^^;
    チャーリーの父親であるマーティン・シーンにしてもドナルドにしても、往年のビッグスターです。彼等の息子であるチャーリー、キーファーもそれぞれが有名な俳優。
    チャーリーは父親のマーティンが主役を務めた『地獄の黙示録』でエキストラ出演を果たした後、『メジャー・リーグ』『ホットショット』など数々のヒットを飛ばし、一躍大スターになりました。甘いマスクと庶民的な演技で人気を博した彼ですが、表で見せる顔とは裏腹に私生活ではダークな噂が飛び交い、今では殆どスクリーンに顔を出す事はありません。典型的ドラ息子タイプですね(笑)。
    対するキーファーと言うと、『スタンド・バイ・ミー』で不良少年役を演じてスクリーンデビューを果たしたものの、その後はあまり派手な活動はありませんでした。何本か主役を果たした作品はありますが、ミラクルヒットを飛ばすような作品ではありませんでしたね。私生活においては、共演したジュリア・ロバーツと婚約しますが、結婚式直前になって親友のジェイソン・パトリックとジュリアがトンズラこいちゃって、そのまま破局。散々な目にあったキーファーは、一時期は隠遁生活のような暮らしをしていましたが、知る人ぞ知る『24』の主役に大抜擢。今では、「6回も(来年は7回になるな~)アメリカを救った男」として、国民的大スターになっています。今や完全にTVドラマの方へ転向しているようにも見受けられますが、スクリーンの方でも活動は続けているみたいですね。しかし、本当にタフなお方です(笑)。
    何だかこの2人、「二世タレントの光と影」って感じがしませんか?だからこそ、この映画に改めて興味をひかれたのではないかと思うんですよね。

    相手役のリンダ・ハミルトンと言えば、『ターミネーター』のサラ・コナー役で有名な女優です。がっしりした骨格の彼女は美人とは言い難いのですが、不思議な魅力を持っています。もう少し出演する作品を選んだら、もっとブレイク出来たんじゃないかなぁと思うんですよね。彼女もその後の作品にあまり恵まれていません。でも『ボルケーノ』は面白かったな~。

    若き大統領補佐官のビショップが、大統領暗殺の陰謀に巻き込まれ、新聞記者のアマンダと協力しながら真相を暴いて行くこの作品。ビショップを狙い、のっけから関係者を撃ち殺しまくる殺し屋の役に、スティーブン・ラングが扮しています。最初から最後まで、一切台詞なしのこの役を、不気味な存在感で演じきっています。迫力満点でしたよ^^;

    内容自体、目新しさも何も感じない、言わせて貰えばありきたりな作品です^^; でも、出演者の演技の上手さからなのか、画面から全く目を離せず一気に観終える事が出来ました。官邸上層部に裏切り者がいると言う設定だったのですが、容易に誰かわかるとこがミソ(笑)。もっと捻りを効かさなければ、作品自体は盛り上がりません^^ しかも、ジャックだったらもっと早くに解決しちゃってるかもよ~、お父さん(爆笑!)。

    「親子共々、テロ作品が好きなのね^^;」とか思いながら、楽しむ事が出来ました。『24シリーズ』を観た事ある方には面白い内容かも知れません。
    しかし・・・とーちゃんはあんなにトーレストなのに、何で息子はチビなんかいな?顔はあんなにそっくりなのに(特に口元)・・・。遺伝子の七不思議です^^;

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