アニメ・コミック

「フルーツバスケット」。

フルーツバスケット (1)

買ったきっかけ:
作者のファンなので。

感想:
傑作です。多分この先、これ以上の作品を描く事は難しいのではと思うくらいです。

おすすめポイント:
読んで下さい。笑って下さい。泣いて下さい。感動して下さい。

フルーツバスケット (1)

著者:高屋 奈月

フルーツバスケット (1)

ここの処、アニメやコミックの記事が目白押しのクロエです(笑)。オタク道を独走しています^^;

先月、とにかく映画レビューをやりまくった感じなので(そーか??)、ちょっと息抜き状態なんです(^^; 10月に無謀な目標を立てたせいで、映画レビューを書こうとしても頭がまとまりません(笑)。その内またどっと書きたくなるでしょうからでしょうから、それまで骨休めって感じもあります。今暫く、私のオタク道にお付き合い下さい^^

この作品は、1998年より『花とゆめ』で連載されていた話です。途中、作者の手の故障などもあり連載続行を危ぶまれたのですが、今年初めに無事完結しました。

Fscn0748_2 見て下さい!10年間に渡って、タイムリーで集め続けた本作品です♪ 本編が1巻から23巻、特別編の2巻を合わせて計25巻の勢揃いの写真です^^ 私の宝物ですよ~!!

「異性とぶつかったり抱き合ったりすると、十二支の干支に変身してしまう」という運命(呪い)の元に生まれた草摩家の人々と、そんな彼等とひょんな事をきっかけに出逢い関わって行く主人公・本田透(♀)、彼女を取り巻く家族や友人達を中心に、ハートフル且つセンチメタルに描かれた作品です。

『ちょっとズレてるけど、元気一杯で前向きな主人公・透が、訳アリテント暮らしを始めたのは、クラス・・・いや学校中の憧れの的で王子様のような草摩由希(♂)の家が所有する山の中。親を事故で亡くし、自活する透は日頃の重労働が祟り、由希達の家で倒れてしまい、それをキッカケに由希達の家で暮らす事になりますが・・・。』

このお話の魅力は、登場人物それぞれの背景がしっかりと描かれてある事です。主人公だけにスポットライトを当てず、脇役全員の相関図がしっかりしてるんです。だから、話に溶け込み易い。私がこの作品にハマり、勧めた友人は殆ど夢中にりました。挙句の果てには娘がハマり、娘が勧めた友人もほぼ全員がハマりました(笑)。親子揃ってオタクなんです^^;

少女漫画独特の恋愛沙汰とはちょっと違ってて、学園生活が背景の中心にありながらも、ありがちな設定に決して流れずに、この作者がもつ独特の感性がしっかり出ているんですよ。大爆笑出来るエピソードから、号泣出来るエピソードまで、読み手を飽きさせないテクニックは、この作者の特徴ですね。

差別・イジメ・蔑視・家庭内暴力・・・。私達が直面するような問題も、きちんと向き合い、疑問を投げかけ、そして登場人物達に解決させて行く・・・。この作品は、単に「少女漫画」と言うカテゴリーには納まり切れない物だと思います。男女問わず、是非読んで頂きたい作品です。名言も沢山出て来ますよ。『人を呪わば穴二つ』とか(笑)。

ちょっと不思議で、だけど楽しく切ない話に、私も娘達もどっぷりハマっています^^; 皆さんも、私達と一緒に「フルバワールド」にハマってみませんか?

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「紅の豚」。

紅の豚 DVD 紅の豚

販売元:ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
発売日:2002/03/29
Amazon.co.jpで詳細を確認する

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   1920年代のイタリア、アドリア海には空賊相手の賞金稼ぎをしている豚がいた。「飛ばねぇ豚はただの豚だ」とのたまう彼の名はポルコ・ロッソ。紅の翼の飛行艇を乗りこなすこの豚の活躍を小気味よく描いた航空活劇である。
『となりのトトロ』などを手がけた宮崎駿監督作品だが、一連の宮崎作品に比べるとカジュアルで軽快な出来に仕上がっているのが特徴。中年男(いや、豚)が主人公というのもめずらしい。歌手の加藤登紀子が主題歌のみならず声優として参加したことでも話題になった。
   荒々しくもいとおしい飛行艇乗りたちの姿や、クライマックスの空上の対決シーンなど世代を越えて楽しめることは間違いないが、豚なのに、いや豚だからこそ自由に生きるポルコを見れば、「飛ぶこと」を忘れてしまった大人ほど感じるところは多いかもしれない。(安川正吾)

内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
宮崎駿監督による第一次大戦後の世界恐慌の嵐が吹き荒れるイタリアを舞台に、再び国家の英雄になることを拒み、自ら魔法をかけてブタになってしまった一人の男のカッコよさを描いた作品。加藤登紀子や桂三枝など個性的なキャスティングも話題を呼んだ。

____________________________

久しぶりの宮崎アニメのレビューです^^ 私の中で『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』と並ぶ、3本柱の作品なんです♪

主人公のポルコ(マルコ)・ロッソの声を担当しているのは、今は亡き森山周一郎さんです。チャールズ・ブロンソンなどの吹き替えで有名な方で、あの低音ヴォイスにはクラクラさせられたものでした。この作中でも、豚のくせにやたらとカッコ良く見えるのは、森山さんのあの声の影響もあるのかも知れません^^;

第一次世界大戦後、自分に魔法をかけ豚になり赤い飛行艇を乗り回し、アドリア海に徘徊する空賊共を相手に賞金稼ぎをするポルコと、彼を取り巻く人々を監督独自の視点で生き生きと描かれています。相変わらず悪役がいません(笑)。ポルコに敵対する空賊達も飛行艇乗りも、監督にかかったら善い人に早変わりです^^;

とにかく背景が綺麗。アドリア海の美しい風景が、まるで写真のように描かれています。この作品の人気は内容も然る事ながら、この美しい風景描写にあるのかも知れませんね。

この辺りから、宮崎監督は俳優を声優として起用する傾向が出て来ています。
森山さんも元はと言えば俳優ですし、ポルコの相手役のジーナに加籐登紀子、飛行艇の修理工場を営む親父・ピッコロ役に桂三枝と、俳優・芸人を多く起用していますね。まぁそこそこ上手かったから良いんですけど、やっぱり私は納得出来ません。話題集めとしか考えられないんですよ。こう言う所は、やっぱ原点に戻って欲しいなぁと思ってしまいます。

話の内容としては申し分ありません。楽しくて面白くてハラハラして、そしてちょっぴり切ない・・・。ポルコはどう見ても豚なのに時折凄くカッコ良くて、彼を思うジーナの心境にグ・・・ッ!とさせられます。
「キスによって魔法は解けたのか?」。そんな疑問を残したまま、フィオのモノローグで幕を閉じますが、後に続く加藤登紀子のエンディングソングを聴いていると、自然に涙がこぼれて来ます。『ナウシカ』の映画では味わえなかった感動でした。

「飛べない豚は、ただの豚さ。」
あまりにも有名なポルコの名台詞です。
この作品を観て、あなたもポルコと一緒にアドリア海上空を飛んでみませんか?

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「おおきく振りかぶって」。

おおきく振りかぶって 1 DVD おおきく振りかぶって 1

販売元:アニプレックス
発売日:2007/06/27
Amazon.co.jpで詳細を確認する

商品の説明

内容紹介
超話題の野球コミック、待望のアニメ化!熱い”青春×野球×友情”ストーリーがついに始動する!
野球の大好きな人も、野球を全く知らない人も、見れば必ず夢中になれる!!

■2006年第十回手塚治虫文化賞「新生賞」受賞作品
■コミック第1巻~7巻好評発売中(全7巻累計発行部数250万部の大ヒット)
【物語】
「俺なんか…」と、すぐメソメソと泣くピッチャー・三橋廉。
彼は中学時代、経営者の孫と言う事で“ひいき”でエースになっていた上に、マウンドを3年間ゆずらなかった事でチームメイトに嫌われ、悲しい中学時代を過ごしていた。
自分のせいで野球部は負け続け、みんなも野球を楽しめなかった。
その罪悪感から、彼は完全に自信を失い、人間不信に陥っていく。
中学卒業後、エスカレーター式の三星学園を出、野球をやめる覚悟で西浦高校へ入学する。
別の学校では、実力のない自分はもうピッチャーにはなれないだろうと思いながらも、その足はまっすぐに野球部グラウンドへ向いてしまうのだった。

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   ひぐちアサの人気コミックを原作に、気弱で泣き虫のトラウマ・ピッチャーと仲間たちの闘いと成長を描くTV野球アニメーションのDVD第1弾。 第1話「ホントのエース」西浦高校に入学し、グラウンドを覗いていた三橋廉(代永翼)は、設立されたばかりの野球部に誘われつつも中学時代のトラウマから恐怖する…。第2話「キャッチャーの役割」はGWの合宿。三橋のコントロールの良さを買うキャッチャー安部(中村悠一)だが、ウジウジしたその性格にはイライラされっぱなし。しかしチームの監督・百枝まりあ(早水リサ)は、三橋の真の資質を見抜く…。冒頭から一見さわやかながらも、微妙に緊張感が持続しつつ、いつしかスリリングにドラマに引き込まれていく。これまでのスポ根ものとは一味違った等身大のテイストが新味で、今後の展開にも大いに興味をそそられる内容だ。豪快なまりあ監督と、冷静な顧問・志賀先生(室園丈裕)のキャラもグッド。(増當竜也)
これ、観た事あります!?読んだ事あります!?バリおもろ!なんですよ~~(≧▽≦)
私は「アニマックス」と言うCS放送であってたヤツにハマったんですけど、中央に住んでらっしゃる方は普通に民放で目にされたと思います。
今まで野球アニメと言うと、『ドカベン』『タッチ』などその年代によって趣向は違いますが、男性の作者の視点から描かれた物が主流でした。
この作品は、女性の作者による視点で描かれた野球漫画で、今まで流行した物と全く違います。主人公の少年達が等身大で描かれていて、野球に全然興味のない私でも充分に楽しめるんですよ^^
この話の概要を書き始めれば長くなってしまうので、「You Tube」より動画を引っ張って来ました。興味のある方は、是非クリックして覗いてみて下さい。オープニングの他にも、色んなシーンの動画が入っています。
きっとこの作品の面白さが感じ取って頂けると思いますよ~~♪

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「BLEACH」。

BLEACH 30 (30) (ジャンプコミックス)

買ったきっかけ:
アニメから入りました。

感想:
面白い!ツッコミ処は多いけど・・・。

おすすめポイント:
こう言う話にありがちな設定(新しい敵が次々と・・・)ですが、斬新な発想が面白い。更木剣八がイチオシ!!

BLEACH 30 (30) (ジャンプコミックス)

著者:久保 帯人

BLEACH 30 (30) (ジャンプコミックス)

「少年ジャンプ」で連載されてるこの作品。
大好きなんです!お気に入りなんです!アニメは録画して毎日観てます!

娘に呆れられるほど、私の方がハマってます^^; とにかく面白い!「NARUTO」も大好きなのですが、今はどちらかと言うとこちらがマイ・ブーム♪ 多分、以前からのファンの方に言わせたら「何を今更・・・」と思われるのでしょうが・・・(笑)。

ありとあらゆるジャンルの雑誌・小説・コミックを読み漁る私ですが、最近は少年誌にハマる事が多いですね。連載が長く続くってトコも高ポイントの一つでしょうか^^ 少女向けのコミックって、案外連載が早く終わってしまうから、熱が冷めるのも早いんですよ。モチロン、私の中で殿堂入りして不滅の物も多々ありますけどね^^;

霊力を持った主人公・黒崎一護が、死神の朽木ルキアとの出逢いによって、数々の経験を踏まえ成長して行く・・・と言う話です。簡単な説明で括ってしまいましたが、全部を書いてたらキリがない^^; 読んで貰えば一目瞭然です。面白い!あっと言う間に話の中に引き込まれます。

私が一つの作品にのめり込む基準は、その作品の中にハマれるキャラクターが出て来るかどうか、それだけなんです。この作品で、私が愛して止まないのは「更木剣八」、この方ただ一人です(ハート・ハート・ハート・ハート・ハート×100)。とにかく好き!大好き!愛してる~~~~~!!!!!!なんデスヨ??多分、主人よか好きです(笑)。多分、見て頂いたらわかりますが・・・私の趣味を疑うと思います^^; でも好きなんです~~!!♪ ファンクラブあったら入ろうかと思うくらいです。

現世と魂の在り処・ソウルソサエティの住人との間で繰り広げられる、様々な事件に立ち向かう主人公達の姿が生き生きと描かれたこの作品。興味があられる方はどうぞ1度お読みになって下さい!私共々、「BLEACHフリーク」の一員になりましょう♪ 剣ちゃんのファンになってくれたらもっと嬉しいな^^

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「長い長いさんぽ」。

長い長いさんぽ ビームコミックス

買ったきっかけ:
ごめんなさい・・・。買ってません^^; 友達に借りて読みました。

感想:
ものすげ〜感動!笑えるケド、とにかく泣けます。

おすすめポイント:
猫好きの方には堪らん話です。

長い長いさんぽ ビームコミックス

著者:須藤 真澄

長い長いさんぽ  ビームコミックス

このお話、実はシリーズになっていて全部で4冊あるんです。

作者の須藤真澄さんが飼ってらした愛猫・ゆずとの16年間に渡る生活が、彼女の独自の観点で面白可笑しく、そして感動的に描かれています。

私が所持しているのは「ゆず 生きていく私とゆず」「ゆずとまま」の2冊のみで、後の2冊は買っていません^^; 紹介のこの作品も、友達から借りて読みました。
「シリーズ物」と言っても、4冊それぞれ発行元が違うのでなかなか探し出しにくいんですよ~。しかも普通のコミックと違うので、お値段が馬鹿高っ!やっと見つけても、買うか買うまいか、軽く1時間くらいは本屋で迷ってしまいます(笑)。

「長い長いさんぽ」は、この話の完結版になっていて、16歳になったゆずが2005年に永眠したその経緯について描かれています。
作者が生まれて初めて飼った動物と言う事もあって、読者が読んでて呆れるくらいの溺愛ぶりが延々と綴られたお話なのですが、その描写が本当に面白いんですよ。読んでて笑いを堪える事は絶対に出来ません。その溺愛して止まなかったゆずが16歳になり、作者が旅行に行っていた時に急逝してしまいます。この件は、涙なしで読む事は出来ませんでした。号泣しました(T T)

昨日から泊まりに来ている友達が持って来てくれた本なのですが、是非皆さんに紹介したくて即記事にしました。
4冊とも読んで欲しいのですが、かなりのお値段になってしまいます^^; 1冊目の初版は随分昔ですし、この本に至っても発行されて結構経っていますので、古本屋などで見つけられてみてはどうでしょう?多分、半額以下で手に入れられると思います♪

作者とゆずの、愛情に溢れた16年間。猫に限らず、動物を飼ってらっしゃる方達にとっては、とても共感出来るお話だと思いますよ。

「ペット」ではありません。「家族」なんです。・・・そんな作者の思いがぎっしり詰まった作品です。

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「ゲド戦記」。

ゲド戦記 DVD ゲド戦記

販売元:ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2007/07/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ジブリ作品です^^ 公開当初から気になってはいたのですが、仕事が忙しくもあった上に、やっぱり駿監督作品じゃないと言う事もあって、食指がうごきませんでした^^;

DVDがリリースになってからも、イマイチ気乗りがせず(あまりにも色々と評判を聞き過ぎていたせいもあります・笑)なかなか借りる気がしなかったのですが、今回大量に借りるに当たっての数合わせに借りました。ジブリ作品を「数合わせ」で借りるなんて、宮崎作品がリリースされて始めてから、本当に初めての事です^^;

続きを読む "「ゲド戦記」。"

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「英国恋物語 エマ」って知ってますか?

エマ 9巻 (BEAM COMIX)

買ったきっかけ:
最初アニメで観たのがキッカケで、続きがどうしても知りたかったから。

感想:
決して、楽しい内容とは言えないのですが、身分違いの2人の恋にハラハラさせられます。

おすすめポイント:
ゆるい展開の話で、どちらかと言うと大人の女性向けです。

エマ 9巻 (BEAM COMIX)

著者:森 薫

エマ 9巻 (BEAM COMIX)

「アニマックス」と言うチャンネルで観たのがキッカケでした。「第一幕」を観てあまりの哀しいラストにショックを受けてしまって、「観なきゃ良かった!」と後悔させられていた処、偶然に原作を見つけたので、一気に全巻購入して読みました(一気にお金が飛んで行って、気を失いかけましたが・笑)。

漫画は、「第一部」「第二部」と言う形で構成され、アニメは「第一幕」「第二幕」と言う形で構成されています。まず「第一幕」が去年の冬から今年にかけて放送されたのですが、始まってすぐ、この作品の魅力に取り憑かれました。派手な話ではなく、どちらかと言うと淡々とした語り口調で進められていってるような錯覚に陥るアニメで、娘達などは「お母さんがこんなアニメに夢中になんるなんて・・・!」と驚いたほどです^^; それだけ、今まで私が観て来たアニメとかけ離れたジャンルの内容でした。

この話の主人公・エマは、ヨークシャー州の貧しい漁村の生まれ。過酷な運命を経て、ロンドンで隠遁生活を送る老婦人・ケリーの下で使用人としての教育を受け、オール・ワークス・メイドとして生活している。そんな折ケリーの所へ、有力な貿易商の息子・ウィリアムが訪れる。ケリーは昔、夫を早くに亡くした後、ガヴァネス(家庭教師)として働いていて、ウィリアムは現役の頃の教え子。彼はケリーの所へ挨拶な立ち寄ったのだった。そこで巡り逢ったエマに、ウィリアムは殆ど一目惚れをしてしまう。エマもまた、幾度となく出逢うウィリアムに翻弄され(殆どがウィリアムの待ち伏せだったのだが)、次第に惹かれて行く。しかし時は19世紀のイギリス。上流社会と平民の間には境界があり、階級性社会が根強い時代で、到底叶わぬ2人の恋である事はあまりにも明確だった。

そんなエマとウィリアムの恋の行方を温かく見守るケリー。ケリーは、ガヴァネスとして引退した頃に知り合いの所で見かけたエマを引き取り、メイドとしての教育を施す一方、フランス語や文学の知識をも教え込み、そのお蔭でエマは普通のメイド以上の知性を兼ね備えていたのだった。そんなエマを、自分娘のように可愛がり愛していたケリーであったが、ある日階段から落ちて足を悪くしたのをキッカケに体調を崩し、エマの献身的な看護も虚しく、この世を去ってしまうのであった。

居場所を失い、ウィリアムとの恋も身分違いと言う事で諦め、傷心のままロンドンを去る決意を固めたエマ。駅まで追い駆けてきたウィリアムに別れを告げ、行き先も告げぬまま記者に乗り込み去って行くエマを引き留める言葉さえも見付けられなかったウィリアム。2人の恋は、こうして幕を閉じたのだった・・・。

これが、「第一幕」の概要です。このラストを観た時、涙が止まりませんでした。約3ヶ月くらい必死で観て来たラストがこれ。あまりにも辛くて、「何でこんなアニメを必死で観て来たのか」と後悔したくらいです。後で、私の影響でこのアニメにハマった娘達も、このラストを観て「あまりにも切な過ぎる!」と号泣していました(笑)。

そんな折、偶然にも本屋でこの話の原作を見付け「続きがある!」と知り、即座に全巻購入して読みました^^ 

今回画像で挙げている巻は第9巻で、この話の番外編に当たります。表紙の2人は、第二部(第二幕)でエマがメイドとして働く事になるメルダース家夫妻の絵なのですが、この夫妻も、第一部のケリーに負けないほどの優しい主です。エマはこういう部分に、とても恵まれています。奥さんの方のドロテアは、派手好きの豪胆な性格。エマとウィリアムの仲を知り、積極的に援助をしてくれます。何でも外見のモデルは、かの有名なオペラのディーヴァ、マリア・カラスなのだとか。この辺りも私のツボを突いてますね(笑)。

第二部では、色んな人間模様も浮き彫りになって来ます。今「アニマックス」で「第二幕」がオンエアされていますが、またもや娘達とハマり込んで観ている所です^^ 原作では登場しないオリジナルキャラなどの活躍も、アニメの醍醐味ですね!

どちらかと言うと、「大人向け」の作品なのですが、この独特の気だるい世界観に浸ってみるのもまた良いのでは?とってもお勧めの漫画&アニメなのです^^

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「ルパン三世 カリオストロの城」。

Photo 何で今までレビューに挙げなかったのか不思議なくらいです。私が今まで生きて来た中で、一番沢山観た映画だと思っています。間違いなく500回は越してますね(笑)。おかげさまで、台詞を空で言えるし、「炎のたからもの」は私のカラオケの十八番です(爆笑)^^

思い返せば、私の「アニメオタク度」がレベルアップしたのも、この作品を観てからではなかったでしょうか?

この作品は1979年の物ですが、今観ても全く色褪せていないように感じます。まぁもともとのルパン自体が、時代設定がめちゃくちゃな上に年齢不詳ですし、そういう細かい事を気にするならば、「ルパン三世」そのものを観れる訳ありません^^; 絵コンテの段階で、宮崎駿監督が1968年設定しているとされていますが、そうなると「ルパン三世 バビロンの黄金伝説」と設定が大いに矛盾して来る上、作中でルパンや銭形警部達が食べている「カップラーメン」は、1971年に市販化された物なので、この作品の時代考証が1968年と言う部分は?ですね^^;

解説: 宮崎駿が初めて劇場用作品の監督を手がけた「ルパン三世」第2弾。ヨーロッパの小国カリオストロ公国。ニセ札の噂が絶えないこの国へやって来たルパンは、悪漢に追われるひとりの少女クラリスを助けるが、彼女は再び連れ去られてしまう。実はカリオストロ公国・大公家のひとり娘であったクラリスは、強引に結婚を迫るカリオストロ伯爵によって城に幽閉されていたのだ。ルパンは既に城内に忍び込んでいた不二子の手引きで城に潜入するのだが…。


原題 The Castle of Cagliostro
製作年度 1979年
上映時間 100分
監督 宮崎駿
出演もしくは声の出演 山田康雄小林清志増山江威子井上真樹夫納谷悟郎島本須美

今は亡き山田康夫さんが、ルパンの声を演じています。今は栗田貫一さんで定着していますが、やっぱりルパンの声は山田さんに尽きますね^^ 大体栗貫が選ばれた理由が、「ルパンのものまねが出来るから」らしいので、元は山田さんの声と言う事になりますよね。やっぱりイメージは壊したくなかったわけです。

山田康雄と宮崎監督の間に、この映画のアフレコ前にちょっとした衝突があったらしいのですが、その内容とは「声の出し方」だったそうです。今でも自作のアニメに声を吹き込む際、声優陣に注文が多いと言われる監督ですが、当時jから性格は変わってないんですね(笑)。アニメの吹き替えだけでなく、洋画の吹き替えも数多くこなしていた山田さんに対して、この映画が初劇場映画作品の、言わば新人監督と大差ない宮崎監督が、「いつものコミカルでおちゃらけた感じを控えて、クリント・イーストウッドのような押さえた声でやって欲しい」と頼んだそうなのですが、この作品は自分あってのものと自負してた山田さんは、「ごちゃごちゃ言うな!」などとかなりタカビーだったらしいんですよ。でも試写を観終わった後、この作品のあまりのレベルの高さに感激し、監督に即侘びを入れたそうです^^ ベテランも思わず脱帽するほどの作品なんですよ。それからも山田さんは、事ある毎に宮崎監督の才能を評価し、この作品の素晴らしさを褒めまくっていたそうです。この事を踏まえて観直してみると、また違う感慨が湧いてきますよ^^

TV版ルパンの色んな場面をちょっとずつ、それこそじっくり観なければわからないような部分まできちんと引用している辺りとか、宮崎監督の作品に対する熱心さは今も昔も変わりません。一部のコアなルパンファンからは、「カリオストロルパン」に対しての不満は大いにあると思いますが、ここまでアニメ界に影響を及ぼした作品は絶対ない(「ガンダム」などは別です)と思っているので、そこの部分は認めてあげても良いんじゃないかと、ファンとしては感じる部分ですね。

海外のアニメファンなら、一度は絶対に観ていると言うこの作品、まだ観てない方はモチロンの事、観たと言われる方も、当時に思いを馳せながら、「カリオストロワールド」にひたってみませんか?もしかすると、窓が開いてルパンがあなたの前に現れるかもです(そりゃねーって・笑)!

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