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「BABEL バベル」。

バベル スタンダードエディション DVD バベル スタンダードエディション

販売元:ギャガ・コミュニケーションズ
発売日:2007/11/02
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壊れかけた夫婦の絆を取り戻すために旅をしているアメリカ人夫婦のリチャードとスーザン。バスで山道を走行中、どこからか放たれた銃弾が、スーザンの肩を撃ち抜く。なんとか医者のいる村までたどり着くが、応急処置がやっと。彼は英語がなかなか通じない村の住人たち、対応が遅いアメリカ政府に苛立ちを露わにするが…。同じころ、東京に住む聴覚に障害を持った女子高生のチエコは、満たされない日々にいら立ちを感じていた…。
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今年公開になった映画で、公開前からやたらと話題に上った作品でした。
主演は、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ガエル・ガルシア・ベルナル、役所広司、菊池凛子。

何と言いますか・・・・・・・、この映画をご覧になった方は、正直どんな感想をお持ちになったんでしょうか?私の中の印象は「??」なんです。奥が深すぎて?なのか、詰めが甘過ぎて?なのか・・・。まだ1回しか観てないのでそこは何とも判断出来ないのですが、果たしてこの映画を何度も観直す日が来るのかどうか。

舞台は大きく3つ(厳密に言うと4つですが)に分かれています。モロッコ、アメリカ・メキシコ、そして日本。この3つの舞台で繰り広げられる出来事が、実は1本の線で繋がっていると言う設定です。

「言葉の壁」。これがテーマなのかも知れない作品だとは感じました。
復縁(?)旅行先で、現地の兄弟が犯したイタズラ心が引き起こした事に巻き込まれるアメリカ人夫婦。夫婦の子供を預かる、メキシコ人ベビーシッターに起きた悲劇。聾唖者の娘の孤独から来る苦悩。
色々と考えさせられる部分は多々あったのですが、イマイチ心に響いて来なかったんですよ。多分どのキャラに対しても、感情移入が出来なかったせいもあると思います。ただ、、旅行中の夫婦の子供を預かった、メキシコ人のベビーシッターには同情してしまいました。何だか彼女は本当に 被害者だったような気がします。確かに犯した事は罪ではあったんですけどね。

モロッコに旅行に行った夫婦を、ブラピとケイトが演じています。ブラピが老けメイクを施していて、何かいつもの彼っぽくなかったけど味のある演技をしてましたよ^^ そこは得した気分♪ 「ロードショー」でだったかケイトが、「ブラッドが私を抱えて坂を走るシーンがあるんだけど、何度も駄目だしを喰らっちゃって・・・。撮り直しさせられる度、私を抱えて走らなければならなかったブラッドにとっては地獄だったと思うわ。私はただ抱きかかえられてただけだったんだけど(笑)。彼に申し訳なかったわ。」ってインタビューが載ってたんですよ。観ながら、「あ~、例のシーンか」と思い、このインタビューを思い出してしまいました。ケイトは冒頭で撃たれ、最後まで怪我人の役だったので、彼女の良さがどこにあったのかは私には不明でした^^:

それと、この作品で一番の話題をさらったのが菊池凛子。高校生の役を演じるため、何キロか体重を増やしこの役に挑んだとか。確かに普段の彼女はガリガリだし^^;
聾唖者と言う難しい役処に挑戦した彼女。ヘアヌードまで披露し、さすがに色んな賞にノミネートされただけあって、圧倒的な存在感を見せ付けていましたね。
しかし、彼女はあくまでも健常者です。母親が自殺し、音のない世界の中で生きる孤独感を、虚言癖と異常なまでの性に対する執着心で表した彼女の演技は、実際の障害を持つ方達にどう受け止められたんでしょう?そこは、健常者の私にとっても最大の疑問であり、嫌悪感を抱かざるを得ない部分でもありました。

全く違う国で起きた事件が、実は繋がっていた・・・なんて設定にする必要がどこにあったのか。「BABELの塔」だからなのか?世界は元々一つで、言語の違いによって分かれて行ったって事を言いたいのか?なら、どうしてもっと聖書的な要素を盛り込まないのか?
どうしても中途半端に思えて仕方ないんですよ。私の読みが甘いからなんでしょうか??

そう言えばもう一つ、この作品で問題になった事がありましたね~。「映像点滅」、わかりやすく言えば、ポケモンショックのアレですよ。
菊池凛子演じるチエコが友達とクラブに行くシーンで、光が激しく点滅し、音が途切れ途切れになるんですが(実際とチエコからの観点の交差)、早くから警告の張り紙や予告なんかでも注意されてたにも関わらず、やっぱり気分が悪くなったりした観客が出たそうですね。私はDVDで観たのでさほど感じなかったのですが、あれをスクリーンで凝視したらさすがに吐き気がしたのではないかと思います。印象的にする効果を狙った演出だったのでしょうが、もっと違うやり方もあったのでは・・・と思うんですよ。高校生がクラブ・・・ってのも、アメリカ的な発想から来てるのかも知れませんね^^;

やたと賞を受賞しノミネートされ、公開前から期待度も高かった作品だったにも関わらず、私の中ではぼんやりとした印象しか残らない映画でした。
先月に観たのですが、今日までレビューを引っ張ったのも、そんな気持ちが影響したのだと思います。・・・残念(><;

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