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「激突!」。

激突!スペシャル・エディション

カリフォルニア州を南へ車で向かうデイヴィッドの前に、大型トレーラーが立ちふさがる。イライラして、このトレーラーを追い抜いたが最後。デイヴィッドはトレーラーに究極の恐怖を味合わされることに…。スティーブン・スピルバーグの監督デビュー作。


  • タイトル: 激突!スペシャル・エディション
  • 製作: 1972年 米
  • 監督スティーブン・スピルバーグ
  • 出演デニス・ウィーバー / ジャクリーン・スコット / エディ・ファイアストーン / ルー・フリッゼル / ルシル・ベンソン
  • 発売日: 2006年4月1日 発売
  • 価格: 1799円(税込)
  • 発売元: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 販売元: ハピネット
  • 品番: UNPD-25226
  • 特典: 
  • 映像特典: スティーブン・スピルバーグ監督による撮影秘話/スティーブン・スピルバーグ監督とテレビ映画/リチャード・マシスン(脚本)が語る製作の裏側/スティル・ギャラリー/予告編
  • 収録時間: 89分
  • 画面サイズ: 4:3
  • : カラー
  • 字幕: マルチ字幕(英語/日本語/その他)
  • 音声: 英語:dts(5.1chサラウンド)/英語:DD(5.1chサラウンド)/日本語:DD(5.1chサラウンド)

かなり古い映画です。大好きなんですよ、この作品!^^

これ、ハリウッド映画界でも伝説になってるんじゃなかろか?と思うくらい、色んな作品に影響を与えた作品なのでもあります。
まだ無名時代のスティーブン・スピルバーグ監督が、自分自身でかめらを回し低予算で作った事でも知られています。リチャード・マシスンの短編小説を元に、単発テレビドラマ化した作品で、日本・ヨーロッパでは劇場公開され、1973年の第1回アボリアッツ・ファンタスティック映画祭グランプリを受賞しました。

私が小学生の頃のスピルバーグ監督のイメージは、「天才」。

原題は「Duel(決闘)」。まさしくその通りです。

前の晩に妻と喧嘩し、口も利かないまま仕事に出た主人公のサラリーマンが、約束の時間に家に帰るためハイウェイを車で走っていた処、1台の大型タンクローリーを追い越す。暫く走っていると、そのタンクローリーからもの凄いスピードで追い越され、その異様な追い越し方に不安を覚える。しかも追い越したのにも関わらず、低スピードで前を走るタンクローリーに痺れを切らした主人公は、再度追い越してしまう。そこから、悪夢のような追走劇が展開して行くのであった。

登場人物はエキストラ風に山のように出て来ますが、名前が出て来るのは主人公ただ一人。内容も至って単純なんです。追い越したトレーラーの運転手から逆恨みされ、どこまでもどこまでも付け狙われる主人公の、恐怖に怯える心情をひたすら映し出しています。
これだけ読んだら、「なーんだ、つまんなさそう(--;)」と思うでしょ?ところがどっこい!すんごいスリル感なんですよ~。怖い、怖い^^; そんじょそこらの、下手なスリラー物やホラーは太刀打ち出来ません^^

映像としてはまだまだ未熟さが感じられますが(所々に、カメラをまわしている監督の影がそのまま映っているんですよ・笑)、アングルが凄い。何と言うか・・・爆走する車のスピード感とか殺されかける主人公の追い詰められた恐怖感とか。観ててゾクゾクします^^
娘と一緒に観たんですが、娘は初めてこの映画を観ました。初めは、「えー?こんな古い映画をどうして観るの~?ビミョー・・・」とか嫌がってたのですが、観始めたら娘の方が真剣に観ていました(笑)。観終わった後、「チョーこえ~~~!」「手に汗握っちゃったよ!」「すんごい面白かった!」と絶賛していました^^ 良い映画って、誰が(どんな世代の人が)観ても、純粋に感動を与えるモノなんですよ!私がこの映画を初めて観たのは小学生の頃でしたが、父と一緒になって真剣に観てしまいました^^;(当時、夜中にあってた「日曜洋画劇場」で放映されたモノですから、横で母にガンガン怒られながらの鑑賞でした・笑)

主人公の命を狙うタンクローリーの運転手は、初めから最後まで顔が出て来ません。腕とブーツを映すのみ。これも、観客に恐怖感を煽る演出として効果を発揮しているんだと思います。
特撮もCGも使わず、これだけの迫力を出せたスピルバーグ監督の才能に、思わず脱帽。ハリウッド監督さん方、この映画を観て、もう1度初心に戻って欲しいものです^^;

私も追い越されたら熱くなってしまう質なので、このトレーラー運転手の気持ちはちょっぴりわかったりして(笑)。でも、追い越されたからって、相手の命まで狙ったりはしませんよ?・・・多分。

皆さんも、車を追い抜く時はよーく考えて実行に移しましょう^^

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スカパーで観る映画」カテゴリの記事

コメント

これ、バイト先で観てて、途中で家に帰り、また途中から・・・と飛び飛びにしか観てないのですが、ただそれだけなのに何だか目が離せないんですよね。
以前、スティーヴン・キングの「ブラック・キャデラック」も観ましたが、こんな感じでした。(もっと幼稚でしたが)

最近のスピルバーグは何だか微妙ですが、昔は本当に天才でしたよね!

投稿: でごいちママ | 2007年10月17日 (水) 12時26分

>でごいちママさま
ホントに・・・何て事ないストーリー構成の作品なのですが、何故か目が離せない^^; 意味もなく命を付けねらう、トレーラーの運転手に「むかつく~~~~!!!」とか叫びながら、真剣にのめり込んでしまうんです(笑)。
確か何かの番組で、この作品の紹介をしてた事があったんですが、当時のスピルバーグ監督に映画の内容についてインタビューをした処、「この映画のコンセプトは、長距離をエアコンなしで走り続ける内に苛立ちが募り、その怒りが追い越された事によって爆発すると言う、他愛もない日常で起き得る人間の狂気を描いた作品・・・みたいな事を言ってた」とか何とか、その番組の司会の方が言ってた事を、おぼろげに覚えています。
映画のラストに、谷に落とされたトレーラーの運転席に小さな扇風機が取り付けられてて、それがアップで映し出されるんですよ。この番組を観た後に観直した際、もの凄く納得出来た記憶があります。

アメリカなんかのトラックの運転手なんかは、当たり前のように大陸横断・縦断なんかをさせられるんですよね~。海路を使えないから質が悪い(--;) しかもエアコンなしとあっては、正気を保つ方が難しいのでは・・・と、妙にわかる気がしました。

スピルバーグ監督、この頃を思い出して、目が覚めるような作品を作ってくれ~~!と、切に願うばかりです(涙)。

投稿: クロエ | 2007年10月17日 (水) 19時40分

なるほど~~~。
それほど深かったとは、まるで気付きませんでした。
ちょっともう一回見てみたくなりましたよ^^

今日は花の木曜日♪ 何が花って、TSUTAYA200円
レンタルデーです。
スカパーも依然としてダメな事だし、久し振りに借りに行ってみようかなぁと計画中。
クロエさんの忠告を聞かず「24」を最初っからいってみようかな??(怒られそう・笑)

投稿: でごいちママ | 2007年10月18日 (木) 09時35分

>でごいちママさま
TSUTAYAは結構遠いので、なかなか足が向かないんですよね~~(泣)。ついついすぐ近くのオックスフォードで済ませてしまう・・・。
でも品揃えが違うので、どうしてもの時はTSUTAYAまで走りますけどね^^; 結局、何を借りて来ましたか?

「24 シーズンⅠ」かの挑戦を目論んでいるとか^^ 怒るなんてとんでもない!そのチャレンジ・スピリットは大いに共感出来ますよ!^^ 頑張って下さいね^^

投稿: クロエ | 2007年10月18日 (木) 15時06分

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