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「カルメン:ヒップ・ホペラ」。

Photo 出演:ビヨンセ・ノウルズ、メキー・ファイファー、モス・デフ、ラー・ディガ、ジョイ・ブライアン ほか

監督:ロバート・タウンゼント
製作:グレイグ・ハッチソン
製作総指揮・脚本:マイケル・エリオット

Carmen:A Hip Hopera|2001年|アメリカ|86分
ビヨンセ主演!名作「カルメン」をミュージカルスタイルで描いたヒップ・ホペラ!

世界的人気のビゼーのオペラなど、これまでに舞台や映画など様々な形で描かれてきた「カルメン」。本作では、舞台を現代に移し、真面目な警察官が女優志願の美しい女“カルメン”と出会い、その運命を狂わせていくという設定で、斬新なヒップホップのスタイルのミュージカル仕立てで描かれている。主演は、「ドリームガールズ」の出演が話題となった元デスティニーズ・チャイルドの歌姫ビヨンセ・ノウルズ。また、“カルメン”の魅力に惹き込まれて行く警察官に「ラストサマー2」のメキー・ファイファー。また、悪徳警部補に扮しているのはミュージシャン、俳優として活躍をするモス・デフ。

元デスティニーズ・チャイルド、ビヨンセが魔性の女“カルメン”を熱演!

次々と男達を虜にする女性“カルメン”を演じるのは、ガールズ・グループ、デスティニーズ・チャイルドのメンバーとして一世を風靡したビヨンセ・ノウルズ。美貌と実力を兼ね備えた彼女は、2005年のグループ解散後、音楽だけではなく女優としての才能も発揮。その類まれなる歌唱力を生かし、本作で映画デビューを果たす。以降も、「ファイティング・テンプテーションズ」、「ピンクパンサー」、「オースティン・パワーズゴールドメンバー」など出演作にも恵まれ、女優としてのキャリアを積んでいく。2006年には、話題作「ドリームガールズ」へも出演し、一層の活躍が期待される若きカリスマである。
Story・・・
危険すぎる美しさに惹き込まれた男たち。カルメンの愛と野心がその運命を狂わせる!

巡査部長のデリック・ヒル(メキー・ファイファー)は、婚約者を心から愛す、真面目な男。ある非番の夜、バーに立ち寄ったヒルは、そこで美しく華やかな女優志願の女性、カルメン(ビヨンセ・ノウルズ)を見かける。バーにいた男たちは皆彼女の妖艶な美しさに釘付けとなり、ヒルを目の敵にする悪徳警部補のミラー(モス・デフ)もまた同じだった。だが、カルメンが心を奪われたのは、自分に興味を示さない真面目なヒル。彼の婚約者の目の前にも関わらず、猛アタックをしてくるカルメンだったが、一途なヒルはその誘いを軽くかわす。そんな中、彼女はバーにいた女と乱闘騒ぎを起こす。意地の悪いミラーは、カルメンにあしらわれた腹いせから、非番のヒルに彼女を留置所まで搬送するよう命じる。

カルメンは、その搬送途中でもひたすらヒルにアタックをしてくる。だが、頑なに拒否をするヒルを見て、今度は、「留置所に入るなら母親の形見の指輪を自宅へ置いて行きたい」と訴え始める。この訴えに、ヒルは渋々彼女を自宅まで乗せていくことにした。だが、これは彼女の作戦だったのだ。自宅に入ったヒルは、結局カルメンの甘い誘惑に負け、一夜を共にしてしまう…。

翌朝ヒルが目覚めると、彼女の姿はなく、目の前にはミラーが立っていた。ヒルはカルメンの逃亡を手伝ったとして逮捕され、一夜の出来事は婚約者にも知られてしまう。こうして、ヒルは一晩にして仕事と婚約者を失ってしまった。だが、失意の中でも、もはやヒルの頭の中はカルメンのことばかり。やがてそんな彼の元にカルメンから手紙が届く。彼女も、ヒルを本気で愛し始めるのだが…。
何日か前にあってたのを録画しておいて、今日やっと観ました^^ ビゼーのオペラ「カルメン」を、ビヨンセ主演でヒップ・ホップ調に仕上げた作品です。
まぁ・・・・・・・オペラファンとしては、言いたい事は色々山ほどありますが、これはこれで単品としては楽しめる作品だと思いました^^ 私は、オペラとしての「カルメン」は内容を暗記出来るほど観ています。でも、オペラに全く触れる機会のない方には、わかり易い内容だったんじゃないでしょうか?憲兵を刑事に、アバズレを女優志願の女に、闘牛士をラッパースターにと、若い人にも溶け込み易い設定に変えています。それと、ビヨンセ扮するカルメンを犯罪者にしなかったりとか、ドン・ホセならぬデリック・ヒルの上司である警部補を、麻薬密売に絡む汚職警官に設定するなど、原作とはちょっと異なるキャラ設定なのですが、どちらかと言うとこっちの方が感情移入がし易かったと思いますね。オペラの方ではかなり唐突な部分が多いので、ツッコミ処が多過ぎるきらいもあるんですよ^^; こういうミュージカル、映画仕立てにした物を観るのも良いなぁと思いました。
でも、やっぱり何と言ってもオペラの醍醐味は、あの素晴らしいアリアにあると思います。「カルメン」にはアリアがない事でも有名です。有名な「ハバネラ」や「花の歌」「闘牛士の歌」に至っても、「アリア」ではないと言われています。でも、どのオペラよりも有名な歌を生んだ作品ではないでしょうか?
Photo_2ちょっと画像がブレてしまいました^^; 左に挙げた画像は、私の大好きな「カルメン」のオペラです。主演はホセ・カレーラス、アグネス・バルツァ。1980年代に、メトロポリタン歌劇場で上演された伝説の舞台です。後にも先にも、この作品を越える「カルメン」はないとされています。それだけ素晴らしい作品なんです^^ 私もDVD持ってます。
この時カルメンを演じたバルツァは45歳くらい、ドン・ホセを演じたカレーラスは41か42歳だったんじゃないでしょうか?ビヨンセのえんじたカルメンに比べたら「美女」とは言い難いバルツァのカルメンですが、そのメゾ・ソプラノの歌声は天下一品!彼女の「ハバネラ」を聴いたら、他の「ハバネラ」は聴けません(かのマリア・カラスも録音で歌ってますが、バルツァの迫力のある声のは敵わないのではないでしょうか?)。カレーラスにしてもまだ現役バリバリの頃で(とは言っても、まだ彼は現役ですが・笑)、ほんとうに美男ぶりを余すところなく発揮しています。テノール・リリコ(リリック・テノール)の彼の声質は、薄幸の美男子・ドン・ホセにピッタリと言われていて、彼はこの役処を最も得意としていました。この上演の一年後、カレーラスは白血病で倒れますが、この時の彼はそういう病魔が潜んでいるとは思えないくらい情熱的なホセを熱演しています。
「カルメン」は、この映画の他にも何本か映画化されています。オペラ作品の中でも、最も大衆に愛され最も親しみ易い作品ではないかと思います。
機会がありましたら、ヒップ・ホップなカルメンを観てみて下さい^^ ビヨンセの美しさにも圧倒されますよ~。

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