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「陽だまりのグラウンド」。

陽だまりのグラウンド DVD 陽だまりのグラウンド

販売元:松竹ホームビデオ
発売日:2002/08/24
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今月の「スター・チャンネル」でムービー・スターとして特集を組まれているキアヌ・リーブス。
そのシャイな笑顔とイノセントな雰囲気で、世の中の女性をノック・アウトしまくってる彼なのですが、以前の記事でも書いたように、何故か浮いた話でゴシップ誌を賑わせてくれる事がありません。「スピード」「イルマーレ」で共演したサンドラ・ブロックとも親友止まりだし(サンドラは既婚者になっちゃいましたが)^^; だから「ゲイ」なんて噂されちゃうんでしょうけど(笑)。でも私的には、そこもまたツボなのですが。おいおい・・・

「マトリックス」の影響で、何だかヒーロー的なイメージが定着しているキアヌですが、私が見るキアヌは「ヒーロー像」から最も遠いイメージ。俯き加減の表情とか、始終貧乏揺すりしているみたいな落ち着きのない動作とか、何だかかつぜつの悪い台詞回しとか(笑)。「マトリックス」のネオ役は、あれはあれで本当に良かったと思うのですが、やっぱりキアヌにはこう言うヒューマンドラマの中で活躍して欲しいですね^^

解説: ギャンブルと酒に溺れた日々を送るコナー・オニール。彼はついにスポーツ賭博で作った莫大な借金を前に、もう自分ではどうすることもできないところまで追い込まれていた。証券会社に勤める友人ジミーに助けを求めたところ、交換条件として彼の会社が出資している少年野球チームのコーチをすることを求められる。仕方なくコーチを引き受けたコナーを待っていたのはシカゴのスラム街に暮らす貧しい子どもたちだった。最初はかたくなな態度をとるコナーだったが、劣悪な環境にもめげず野球を楽しむ子どもたちの姿に、心を解きほぐしていくのだった……。

原題 HARDBALL
製作年度 2001年
上映時間 106分
監督 ブライアン・ロビンス
出演もしくは声の出演 キアヌ・リーヴスダイアン・レインジョン・ホークスD・B・スウィーニーマイク・マッグローングレアム・ベッケル

私はこの映画を観るのは2回目です。以前観た時も号泣したのですが、今回もやっぱり号泣してしまいました。

内容としては本当にありきたり。どこにでも転がっているような作品ですが、とにかく子供達の演技が良い!
低所得の住民街、言わばスラム街で生活する子供達の唯一の鬱憤晴らしは野球。ひょんな事からそのチームのコーチを引き受ける事になったキアヌが、子供達の純粋な心と触れ合う内に、自分の道を正して行く・・・と言った内容で、キアヌがコーチを引き受ける事になった野球チームの子供達は全員黒人です。この子供達が、何とも可愛いんですよ^^ スラム街の子供と言うと、もっとひねくれてつっぱった感じなのかと思いきや、全然そんな感じはなくて、どっから湧いて来たかもわからないようなやさぐれ男のキアヌに、すんなり懐いちゃう。キアヌの役処と言ったら、スポーツ賭博で作った借金で身を持ち崩し、酒に溺れ自堕落な毎日を送る、言わば典型的な「ダメ人間」。冒頭に借金を増やしてしまい、にっちもさっちも行かなくなり友人に金を借りに言った所、その友人に自分が出資している野球チームのコーチを引き受けてくれたら、週に500ドル払うと言われて仕方なしに承諾すると言う、最低の滑り出しなんですね。そんな事を全然知らず、純粋に慕う子供達の姿に胸キュンしてしまいます。

ただわからないのは、キアヌにコーチの話を持ちかける友人は、どうしてこのチームに出資していたんでしょうね??けっこう羽振りの良い証券会社に勤めているようなのに、スラム街の子供達で構成されたチームに出資するのか。「地域への恩返しだ」とか言ってましたが、もしかしてこの区域の出身とか?そういう部分ははっきり出なかったような気がしますが(私の見落としかな?)、もう少し背景をはっきりさせて欲しかったですね。何だか取って付けたみたいな感じは否めませんでした。

子供達が通う学校の教師を演じるのは、これまた大スターのダイアン・レイン。気難しい先生から、野球チームへの参加を禁止されてる子がいると聞いたキアヌが、意を決して会いに行った所、あまりにも美人で一目惚れしてしまうと言う設定も納得の、相変わらずの美しさでこの話に華を添えています。でも、もうすこし深く関わって欲しかったなぁと思いますね~。ちょっとあっさりし過ぎだったかも^^;

初めの内はいやいやながら引き受けた事もあって、まったくヤル気のなかったキアヌですが、一人の子供が暴漢に襲われた事をキッカケに、少しずつ少しずつ子供達に関わって行くようになります。スラム街で暮らす事の大変さを目の当たりにし、そんな過酷な条件の中でも明るさを失わない子供達の姿に、次第に自分の中に眠る純粋さを取り戻して行くキアヌ。一度は投げ出そうとするものの、子供達と離れられなくなった事を悟ったキアヌは、大儲けしたお金を全て子供達のために使い、本当の絆を築いて行きます。そして地区大会優勝をきめた矢先、悲劇が起きるのですが・・・。

「規定年齢に達していない」と言う理由で、野球チームのメンバーになる事が出来ないGベイビーが、この話の柱だとも言えます。あどけない笑顔と不屈の闘志で、チームを優勝に導くGベイビーがマジで可愛い!このGベイビーがギャングの乱闘に巻き込まれ、流れ弾に当たって死ぬと言う、あまりにも哀しい結末を迎えるのですが、Gベイビーが死んだ事によりチームを解散させようと決めたキアヌを、子供達が励まし勇気付け、選手権大会に出場するシーンは、涙なしには観る事が出来ませんでした。

当時絶大な人気を誇っていたキアヌにしては、地味な内容と役作りであまり話題性を呼ぶ事はありませんでしたが、本当に良い映画だったと思います。
家族全員で鑑賞出来る作品です。秋の夜長、一家団欒で観てみるのも良いかも知れませんね^^

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