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「ゲド戦記」。

ゲド戦記 DVD ゲド戦記

販売元:ブエナ ビスタ ホーム エンターテイメント
発売日:2007/07/04
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ジブリ作品です^^ 公開当初から気になってはいたのですが、仕事が忙しくもあった上に、やっぱり駿監督作品じゃないと言う事もあって、食指がうごきませんでした^^;

DVDがリリースになってからも、イマイチ気乗りがせず(あまりにも色々と評判を聞き過ぎていたせいもあります・笑)なかなか借りる気がしなかったのですが、今回大量に借りるに当たっての数合わせに借りました。ジブリ作品を「数合わせ」で借りるなんて、宮崎作品がリリースされて始めてから、本当に初めての事です^^;

この作品は、前作の「ハウル」と同じく原作があります。アーシュラ・K・ル=グウィンの小説「ゲド戦記」の、第3巻「さいはての島」が物語りの定礎となっています。

解説: アメリカの女流作家アーシュラ・K・ル=グウィンの「ゲド戦記」シリーズを、スタジオジブリが映像化したファンタジー・アニメ超大作。宮崎駿監督の実子である宮崎吾朗がメガホンを取り、少年アレンと大賢人ゲドの旅を通じて混迷する時代を生き抜くためのメッセージを投げかける。V6の岡田准一、菅原文太ら新旧の実力派が存在感ある声の演技を披露するほか、主題歌と挿入歌も担当した手嶌葵の圧倒的な美声にも心奪われる感動巨編。

多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出会う。 (シネマトゥデイ)

原題 TALES FROM EARTHSEA
製作年度 2006年
製作国・地域 日本
上映時間 115分
監督 宮崎吾朗
製作総指揮
原作 アーシュラ・K・ル=グウィン
脚本 宮崎吾朗丹羽圭子
音楽 寺嶋民哉
出演もしくは声の出演 岡田准一手嶌葵菅原文太田中裕子香川照之風吹ジュン内藤剛志倍賞美津子夏川結衣小林薫

物語は、いきなり国王の刺殺シーンから始まります。この物語の主人公であるアレン(本名はレバンネン)が父王を殺し城を飛び出し逃亡していた所、ハイタカ(本名はゲド)と言う魔法使いに出会い一緒の同行するようになります。

まぁあらすじを書き始めたらキリがないので、感想を言わせて貰うと、「かなり面白かった!」ですね^^ 駿監督の作品として観ると盛り上がりに欠け、不満も多々あると思いますが、全くの別物として観たら本当に面白いですよ。偉大なる父を持つと、子供として意識しないでいる事はかなり難しいのでしょうが、吾朗監督はそこの部分を上手く利用した作品に仕上げていると思いました。まず作品全体を通して使用したイメージは、駿監督の絵物語「シュナの旅」らしいのですが、私の観た感想から言うと「もののけ姫」の影響が凄いですね。まず絵柄が「もののけ姫」の頃の駿監督の絵とそっくりです。主人公のアレンは、心の弱さはあるものの設定がアシタカだし、アレンと心を通わせる少女テルー(本名はテハヌー)はサンそのもの。アレンが乗っている馬(みたいな生き物)は、ヤックルの角がないバージョンです(ヤックルは「シュナの旅」に使用しているらしく、吾朗監督は「『もののけ姫』ではなく『シュナの旅』の方からの起用」と言っているらしい)。

シーン毎においても「もののけ姫」の影響が強いように思えますが、「全作品のアレンジ」と言っても過言ではないように思えます。「ナウシカ」だったり「ラピュタ」だったり、「ハウル」だったり「千・千尋」だったりと、宮崎作品のファンにとってはオイシイ作品ですよ^^

私は昔からジブリ作品に対して一点だけ不満があります。声優の件です。こんなにも万人を楽しませる事の出来る物語を世に送り出す監督ですが、どうして声優さんを起用しないのか不思議でなりません。よくディズニーアニメやピクサーアニメなどでも、ハリウッド俳優を吹き替えに起用していますが、それのパクりなのか!?と思ってしまいます(怒)。「ナウシカ」「ラピュタ」「魔女・宅」辺りでは、まだ声優さんの起用が重用されていましたが、これらの作品以降は俳優のよる吹き替えが殆どですよね?何だかそれはとっても不満なんです!私の「声優萌え」は(笑)ジブリ作品から始まったようなものですし、何万人に一人しか成功しないと言われる過酷な声優業に励む若手の声優さん達に、少しでも舞台を準備してあげても良いんじゃないかと思うんです。島本須美や田中真弓、高山みなみなども宮崎作品がターニングポイントとなったんじゃないかと思えますし(島本さんに至ってはかなりのお気に入りなのか、「ナウシカ」以降も幾度となく起用されています)、声優さんにとっても「宮崎作品」への起用は、その後のチャンスや自信にも繋がって行くと思うんです。上記のコピーを見て頂いてもわかるように、「ゲド戦記」の主要人物の吹き替えの殆どは俳優で構成されていますが、俳優はあくまでも俳優。活躍の場は他にもいくらでもあるはずです。この部分を宮崎両監督には考え直して頂きたい部分であります。

しかし、この作品中で「クモ」役の吹き替えをした田中裕子さん。本気で上手いです^^; 「もののけ姫」のエボシ役でも唸らせられましたが、今回も脱帽でした^^

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コメント

~~~~~((((((ノ゜⊿゜)ノあぁ
今日ちょうどなにか借りたいと子供が言うのでレンタルショップに
行ったんですよね。
ゲド戦記は、花毬も気にはなっていてまだ明日も休みという事で
見ようかと思ったんですが、一本もなかった。

駿監督作品じゃない事に花毬もいまいち乗り気ではなかったんですが
見てみようかなぁって思った時に限って空いてなかったりすると
結局見ずに終わってしまう事も(^▽^;)

でも、面白かったんですね?
クロエさんが言うなら、間違いなしですね。
1週間後空いてないかなあ(*¨) ....

本当に最近では、俳優の方々が吹き替えってパターンが
多くなりましたね。
やはり、その方が客入りが良かったりするんでしょうかね。

俳優さんでも素晴らしい演技する方も当然居ますし、現存の声優では
表現できない演技をする凄い方もいますよね。
でも・・・ほとんどが「なんじゃこりゃ~~!?」ってのが
多数です(苦笑)

花毬は、洋画の吹き替えも苦手なんですよね。
なんか、変・・・というか、違和感しかないというか・・・
だったら字幕で見ればいいんですが、字幕だとなおの事
集中力がない花毬には厳しくなってしまうんです(^▽^;)

見たいけど見れない。。。なんじゃそりゃ(>▽<;; アセアセ

投稿: 花毬 | 2007年10月 7日 (日) 21時34分

>花毬さま
「クロエさんが言うなら、間違いなしですね。」と念を押されると、「えと・・・えっとぉ~~~(汗)」と尻込みしてしまいますが、私的には面白い作品だったと思いますよ^^ 但し、「宮崎作品」と言う事を頭から抜いての鑑賞と言うことにおいて、です。あまりにも駿監督を意識し過ぎると、物足りなく思えると思います。ラストにかけての見せ場は、なかなか涙を誘う展開になっていたと思います。

「俳優が吹き替えを担当」と言うのは、今や宮崎作品においてのステータスになっているようですが、私はこの点だけは絶対に納得出来ません。今回のアレン役やテルー役を、何故岡田准一や手蔦葵がしなきゃならなかったのかさっぱりわかりません(怒)。観て頂ければわかると思いますが、岡田准一を声優として何故起用したのかさっぱりわかりません。テルーの声に至ってもそうです。
ただ、記事内でも書きましたが、田中裕子は素晴らしかったです。後は、エンターテナーな香川照之も良かったと思いますね^^ でもやはり、真の声優を起用して欲しいと言うのが本音である事には変わりはありません。有名俳優を起用して人気を上げなければいけないほど、宮崎作品は困窮していないと思うんですが・・・。

花毬さんは、吹き替えそのものが苦手なんですね^^; 私は映画を観る時は字幕派なのですが、コンタクトをしていない時は(視力がすんげ~悪いんですよ・笑)吹き替えに頼ります。でも、自分のイメージとかけ離れた吹き替えだったりすると、それで観るのを止めてしまう作品も多いですね(笑)。

集中力がない・・・と良くコメントされていますが、まずは自分の好みにあった作品から入る事がコツです^^ 人に勧められて渋々観る作品なんかでは長続きしませんよ。私も同じなんですよ。私と同じくらい映画マニアの友人から勧められて「これ面白かったから!絶対気に入るから!」と言われて観始めた作品で、5分持たなかったです(笑)。その後も何度も借りて観ようとトライしましたが、結果は惨敗でした^^; 私でもそういう事は多々あるんですから、映画が苦手な花毬さんが集中出来ないのは良くわかりますよ。無理せずに、気に入った作品や展開が速い作品などから入って行かれるのが一番だと思います^^

苦手な映画のレビューが殆どの私のブログに、いつもコメントを残して下さって感謝してます^^ これからも頑張って、花毬さんが観たくなるようなレビューをいつか書きますから待ってて下さいね! 

投稿: クロエ | 2007年10月 7日 (日) 23時38分

私もコレ、今までの作品とは違い、微妙に手が伸びない作品でした。
でも、レビュー読んでたら観たくなりました♪
アニメなら娘も一緒に観てくれるかも??

声優の件は本当にそうですよね。私はそんなに声優には詳しくないですが、観る側として、俳優ならまだしも、アイドルやお笑い系の人が声優に初挑戦!などという作品の宣伝を観ると、一気に観る気を無くします・・・・。
何故そんなに知名度と話題づくりに走るのか??(選挙も同じかぁ・・・)でも次々にそういった作品が出て来るのを観ると、反響は大きいのでしょうね~。それだけ観る側の人間のレベルが落ちてきているのかなぁ・・・。
やっぱりどんな有名俳優であれ、プロ(本当の声優さん)にはかなわない気がするけどなぁ・・・・。
それがクロエさんのように、声優さんを愛する方なら余計に腹立たしいのでしょうね。わかる気がします。

因みに私の中での吹き替え最悪作は「シュレック」~~。
浜ちゃん、あんた・・・最悪だわ・・・・^^;
愕然として、思わず失笑でしたぁ。

投稿: でごいちママ | 2007年10月10日 (水) 08時56分

>でごいちママさま
私は映画と同じくらいアニメを愛しているので、声優に関しては小姑並みの煩さです(笑)。でごママの仰る通り、俳優による吹き替えは話題性作りとしか思えません。

「シュレック」!本気の本気で最悪でしたね!対するロバ(あーっ!名前が出て来ない~~!)の声が山寺幸一だっただけに、浜ちゃんの素人臭さが耳につきました。本気で止めて欲しかった(怒)。

映画の吹き替えに関しては、殆ど字幕で観るので気にならないのですが、たまに民放でやってるのを観て脱力する事が多いです。民放でも字幕で放映してくれないかしら??

「ゲド戦記」は、良い意味で期待を裏切ってくれた作品でした^^ 父親である駿監督からは酷評を受けたようですが、「ジブリ作品」のイメージを壊さない妥当な仕上がりだったと思いますよ。是非ご覧になって下さい^^ ただ、駿監督のあの「スピード感」はありません。でも絵が綺麗なので、娘さんも意味はわからなくても楽しめるのでは・・・と思います^^;

投稿: クロエ | 2007年10月10日 (水) 09時24分

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受信: 2007年10月14日 (日) 12時29分

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